公園に植栽されたコナラの幹からわずかに滲み出た樹液に、ゴマダラチョウがきていました。スズメバチやカナブンなどに混じって、黄色い口吻を伸ばして樹液を吸っていました。公園の中や近くの神通川河川敷にはエノキ(幼虫の食樹)が生えているので、この近くで発生したチョウだと思います。
私が、樹液が出ている場所を見つける方法は次のとおりです。
① 樹液に昆虫が集まる樹木を探します(コナラ、ミズナラ、ヤナギの仲間、カエデの仲間など)。
② 樹液の発酵する匂いのする木を探します。若い頃は、樹液の発酵する匂いで見つけることができました。今でも、大量の樹液が出ている木の近くでは、甘酸っぱい匂いを感じます。
③ スズメバチやカナブンが近くを飛んでいる場所を探します。そいう場所には、必ず樹液が出ています。
いずれにしても、勘が重要で、勘は経験から生まれます。いろいろな場所を見て回り、自分なりの見つけ方を習得することだと思います。
《コナラの樹液にきたゴマダラチョウ(ほかにスズメバチやカナブン) 2014/08/01》
《黄色い口吻を伸ばして樹液を吸うゴマダラチョウ 2014/08/01》