やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

ヤマキチョウ(斑尾高原沼の原湿原/新潟県妙高市?)

2014-08-17 02:21:08 | 昆虫類

せっかく斑尾高原までやって来たので、孫たちが山の家で「ウッドバーニング」を楽しんでいる間、少し時間を作って沼の原湿原を夫婦で歩いてみました。湿原には丈の高いヨシが一面に生え、あまり見通しがききません。わずかに木道の周辺だけが刈り取られ、帯状の空間になっています。ところどころに、サワギキョウやコオニユリ、シラヒゲソウなどの花が咲いています。

樹林から湿原におりたところに咲いていたアザミの花で、1頭のヤマキチョウが蜜を吸っていました。ヤマキチョウは、モンシロチョウより少し大きめのシロチョウ科の蝶で、スジボソヤマキチョウと非常によく似ています。ウェブサイト『海野和男のデジタル昆虫記』(2014/08/16)には「一番わかりやすいのは前翅裏面の小さな紋がヤマキでは丸く、スジボソヤマキでは勾玉状であることかな」と書かれていました。写真のチョウの前翅裏面の紋は、勾玉状ではなく丸く見えるので、ヤマキチョウではないかと思います。 

《アザミの花で吸蜜するヤマキチョウ 2014/08/14》

《湿原に咲くサワギキョウ 2014/08/14》

 

《湿原に咲くコオニユリ 2014/08/14》 

㊟ 「沼の原湿原」の所在地について、「新潟県妙高市樽本」と「長野県飯山市斑尾高原」との2種類の情報があり、よくわかりません。

コメント
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