1泊2日の日程で、北信濃へ家族旅行に行ってきました(斑尾高原にあるキャンプ場のファミリーロッジ泊)。1000メートル前後の高原なので、チョウをはじめいろいろな昆虫に出会えると楽しみにしていましたが、予想外に昆虫の姿は多くありませんでした。夜、屋外でバーベキューをしましたが、蛾もほとんどやってきません。
翌日、宿泊したキャンプ場の境界に残されたミズナラに、数頭のチャイロスズメバチがやってきていました。富山県の低標高地では樹液に常連の、カナブンやシロテンハナムグリなどの姿はありませんでした。
チャイロスズメバチは他の種類のスズメバチの巣を乗っ取る社会寄生性のスズメバチとして知られ、発見例は少ないとされていましたが、(富山県内での経験では、)近年、見かけることが多くなっているように思います。
《わずかに出ているミズナラの樹液に集まったチャイロスズメバチ 2014/08/15》