「黒社會」とはいかなる映画かと考えると簡単に言えば、権力を握る快感に翻弄される野郎どもの話と言ったらいいんでしょうか。
お話は2年に一度行なわれる黒社會「和聯勝」の親分選挙から。300年前の少林寺の焼き討ちから逃れた人々が作ったのが黒社會。その中でもどうやら伝統を誇る組であり、その権力の象徴として使われるのが「龍頭棍」と呼ばれる木製のバトン。これを手にいれたものが組の最高権力者となる。で、今回の「和聯勝」の選挙では
阿楽(ロク)・・サイモン・ヤム
大D・・・レオン・カーファイ の一騎打ち。最初は無欲に見える阿楽が権力に取り付かれていくさまが見ものです。だんだん印象が変わっていきます。
大Dは金をばら撒き、やる気マンマン。すっかり組の総代決定かと思い、祝賀会の準備までお膳立てする始末。ところがあろう事か、叔父貴たちは地味な阿楽を選出。猛り狂った大Dは手下に「龍頭棍」を奪うように指示します。
一方、阿楽は息子と地味に暮らしてます。もう、その辺のただのおいちゃんだよな。
興味深いのは総代選出のシーン。叔父貴たちが実にいいです。
お話は2年に一度行なわれる黒社會「和聯勝」の親分選挙から。300年前の少林寺の焼き討ちから逃れた人々が作ったのが黒社會。その中でもどうやら伝統を誇る組であり、その権力の象徴として使われるのが「龍頭棍」と呼ばれる木製のバトン。これを手にいれたものが組の最高権力者となる。で、今回の「和聯勝」の選挙では
阿楽(ロク)・・サイモン・ヤム
大D・・・レオン・カーファイ の一騎打ち。最初は無欲に見える阿楽が権力に取り付かれていくさまが見ものです。だんだん印象が変わっていきます。
大Dは金をばら撒き、やる気マンマン。すっかり組の総代決定かと思い、祝賀会の準備までお膳立てする始末。ところがあろう事か、叔父貴たちは地味な阿楽を選出。猛り狂った大Dは手下に「龍頭棍」を奪うように指示します。
一方、阿楽は息子と地味に暮らしてます。もう、その辺のただのおいちゃんだよな。
興味深いのは総代選出のシーン。叔父貴たちが実にいいです。