何をいまさら日記

自分が好きな映画や本について世間様から「いまさら・・」と思われる事を自ら突っ込みます

何をいまさら「ザ・ミッション 非情の掟」その5

2005-08-02 19:53:37 | ジョニー・トー
なかなかボスを狙ってる奴の正体が解らず、士気の上がらぬ護衛チーム。ある日、ロイがぶちぎれで大荒れ。自分の店の営業妨害をしてる奴が居るらしい。で何故かグァイをボコボコに・・。それを見ながら「あー、ウォンはハウに勝てないようになってるんだ・・。」とせつない気分になりました。(それは作品が違うんだけどな!!)
グァイがそいつを呼び出し粛清。このシーンもいいな。店屋の親父もいい味です。で、やっとこロイの気分もなおります。この頃から護衛チームもチームらしくなります。
ブン親分、いい人ですね。護衛チームにお茶をいれてあげようとして「コーヒーがいいか?紅茶か?」と聞いた後「気詰まりか?」と聞くところは大好きです。弟が兄を盛り立てる気持ちわかるわ・・。この親分は人に何かさせたくなるひとですね。
そして、またもや親分の襲撃事件。今度は夜のショッピングモール。核テナントはジャスコなんですね。なんとなく喜ぶ。にしても、協力にちゃんとショッピングモールの名前が出てましたが、香港って理解あるのね。えらいよな。
エスカレーターで殺し屋と親分一行がすれちがう銃撃戦のシーンは間違いなくこの映画のハイライトでしょう。すごいです。すれ違う人の誰が殺し屋かわからない。一瞬の判断で生と死が分けられるってところに凄みを感じました。
なんとか親分を守りきり、帰還する一行。裏社会でも親分の命が狙われてるのはダメージが出始めています。どうする、グァイ!!
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何をいまさら「ザ・ミッション 非情の掟」その4

2005-08-02 00:13:08 | ジョニー・トー
つー、わけで(この際つっこんでやらないでください。いろいろあったので、そっとしておいてやってくださいね・・。)たいそう久しぶりの更新なわけですが・・・。
ボスのブンを護衛することになった5人。グァイとフェイとマイクは顔見知りで、ロイとシンは新顔。それぞれがまずは武器選びから。マイクは拳銃にうるさいらしい。DVDパッケージには銃器解説もついてます。映像特典にも銃器解説がありますが・・私にはついていけませんですだ。にしてもこのDVDのジャケット、どーにかならんかな。主役が皆でてますが、ものすごーくよく見ないと誰の顔もわかりません。フェイなんて化け物じゃないかグァイも誰かわかりません
オヤジマニアにはこたえるジャケットです。なんとかして欲しい・・。
ボスの家は立派ですねぇ。子分がおしかけてきすぎで気の毒。そして若づくりな嫁。ちょっとボスとは釣り合わないなぁ。
ボスが外出。護衛つきなのに銃撃されちゃいます。応戦する側もボスが撃たれたりで必死。犯人をおいつめられず、逃げられちゃいました。
ロイは店の経営にちょっかいを出すやつがいるらしく、いらだたしげに電話中。・・シンよ何とかしちゃれや。ロイ兄貴の苛立ちを抑えてやってよ。では続きは後で・・。
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何をいまさら「ザ・ミッション 非情の掟」その3

2005-07-24 21:15:14 | ジョニー・トー
オープニングに引き続いて、銃撃戦です。いきなりレストランでボスが襲われます。「動くな!」と言われた店屋のおっさんがあまりに見事に頭の形が凹んでるので、もう撃たれたのかと思いきや、単に撮った時の角度のようでした。ホッ。このボスの連れてた部下(おデブちゃん)殺されるのが怖くて隠れちゃいます。で逃げ回るボスと会うんですが、優しいボスは見逃してあげて自分は調理場の冷蔵庫に隠れますねん。で、ボスは助かるんですな。
黒社会には黒社会の掟があり、ボスが襲われれば子分どもが黙っちゃいませんで・・。と言うわけで、この組のしきりはボスの弟のようです。し・か・し怪しいで、この弟。兄ちゃんはあんなに無口なのに。
当然、おデブは疑われます。トラックの中で詰問されてました。
そして、5人の男がボス兄弟に雇われます。待合にはフェイが無言でピーナッツを喰ってます。そこにまず、シンが登場。次にマイク、グァイ、最後にロイが登場。フェイはグァイ以外の人には挨拶しませんな。シンは皆に挨拶して見事に無視されてました。ロイとシンはまだこの稼業では新顔のようでしたな。じゃあ、マイクはいくつだ?
彼らに与えられるミッションは、ボスのブンをガードすること。彼らの共同生活がスタートします。
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何をいまさら「ザ・ミッション 非情の掟」その2

2005-07-21 22:28:38 | ジョニー・トー
さて、最近になって私は気づきました。私が「オープニングフェチ」であることに・・。アニメを良く見てた頃はどんなに自分のテイストが合わないアニメでも新番組のオープニングは必ずチェック。オープニングで観るか観ないか決めてました。
この作品も私のフェチ魂に響きましたな。というかトー教信者の日本語で見られる数少ない経典でございますよ!!観るべし。
オープニングはまず、タイトルロールから・・・。縦書きで昔の時代劇の始まりはあんなだったよな、と懐かしい気分に。でカットが切り替わり、ゲーセンでラム・シュー(役名はフェイ)が「ダンス・ダンス・レボリューション」で遊んでるシーンから。いきなり度肝をぬかれました。で、ラム・シューがゲーセンを出てから歩いてヤサまで帰っていく道筋で他の主人公4人を紹介してくれます。これが上手い!!
まずは美容師のグァイ(アンソニー・ウォン)の店の前を通り、キャバレーでボーイをしてるらしいマイク(ロイ・チョン)がお客をタクシーに乗せてる近くを通り、最後にロイが経営してる店の前を通らせて、ロイ(フランシス・ン)とシン(ジャッキー・ロイ)を紹介してみせる構成です。
ヤウ・ナイホイとミルキーウェイの脚本家チームはほんとに見せて分からせるのが上手いと思うんです。90分とかの長さではぐだぐだ説明してる間はありませんからこの「説明カット」にいかに情報を入れていくかが勝負だと思います。高々5分でなんとはなしですが4人の置かれてる状況が分かりますよね?
ノワールものにはこのカットが上手いものが多いと思うんですがいかが思われます?
で銃声が響き、タイトルがバンと出て、いよいよ本編の登場です。と今日はここまで!!
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何をいまさら「ザ・ミッション 非情の掟」その1

2005-07-20 19:27:06 | ジョニー・トー
この映画、この間BSでやってたようですね・・。何のためにTVガイドを買ってるのか分からないわ・・。もし試しに撮ってみた人、あんたはえらい。見て損はしませんですだ。すぐ見るんだ!!
というわけで、ジョニー・トーに目覚めた私、「暗戦」しか近くで手に入らず、○ゾンで入手。
(閑話休題ー他に何か無いか考え、「ひょっとして」と検索してみました「デッド・ゾーン」・・・あるやんか・・。VHSで持っているものの劣化が怖くて観てなかったのに。何でずーっと気づかなかったのか・・トホホ。そして注文。2日後の朝、いきなり到着。早いやんか。)
で、手に入れましたぜ。これ、観たかったんですよ。「インファナル・アフェア Ⅱ無間序曲」に出てきた、アンソニー・ウォンとフランシス・ンが出てるから。で、「暗戦」を観た私はラム・シューも楽しみにしてました。
まあ、リアルなガンアクションが見所のひとつですが、銃器はさっぱりな私には正直よくわかりませんでした。私の観た後にすぐ思ったのは「何だか日活の無国籍映画のようだな」ということ。うわさでは黒沢明の「野良犬」へのリスペクトらしいですが、邦画を観ない私にはわかりません。多分ライティングやフィルムの仕上げがそれっぽいのか、はたまた香港の町並みがそう感じさせるのかは謎ですが、ひどく懐かしい気持ちになりました。あと題材からでしょうが、フレンチノワールを連想させましたね。
これのテーマ曲も大変印象的です。だれかジョニー・トー監督OST集作って欲しいな。
ではしばらく(恐らく途切れがちかも・・)ザ・ミッションにお付き合いを・・。

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何をいまさら「暗戦 デッドエンド」その6

2005-07-14 23:35:03 | ジョニー・トー
ホー刑事はアンディが教えてくれた事をウォンに進言。ボーリング場はマフィアと警察官がやたらいるというイヤーンなカンジになっちゃいました。
ホーを見て何かを思い出しそうになる子分のラム・シュー。このあたりは見ていてドキドキしますぜ。是非ラム・シューにご注目を。そこへある女の登場。ダイヤと現金をめぐってマフィアと警察がガチンコ勝負。その隙に金とダイヤをもってアンディが逃走しようとしますが、ホー刑事や警察に囲まれます。あー、この辺もいいシーンがあるんですが、書いちゃうとネタばれで興をそいでしまうかと・・。是非、観て確認してください。
ラスト、クリスマスで楽しそうな街角。なにやら(ポップコーンかな?)口をもぐもぐしているホー刑事、バスに乗り込むとアンディとバスの中で出会った女が乗ってます。女の胸元にはあのダイヤが・・。
目がくぎ付けになるホーを不審そうに見る女。やがて気づいたホーが話し掛けます「人違いだ」女が微笑みます。二人の話が続きホーが最後に自分に言い聞かせるように放つセリフは・・・書いてしまいたいのですが、これも観て確認してもらいたいので書きませんが(泣)、ここまでこの作品を見た人達の共通の願いではないかと。
その後、エンドタイトルが鳴り出すんですが、もう、この余韻といいたまりません。是非是非、たぶんまだ探せば品揃えの良いショップやら○ゾンで見つかるかと。コンゲーム好きな人&バディムービー好きにはお勧めです。ちょっと不満もありますがいい作品ですぜ。時間も短いし・・。
ネットで見てましたら、アンディに人質にされた支配人のリーさんは監督本人だとか???似てる気がしますが・・・。どうでしょう?
あと「PTU」がDVDで出るらしいですよ
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何をいまさら「暗戦 デッドエンド」その5

2005-07-13 19:17:40 | ジョニー・トー
この映画、ワンシーンごとに見逃せないものがあり、皆さんお目めをよく開けて見てないといけませんですぜ。すべてのシーンを見逃さないようにポイントです。しかし、この映画が90分でよかったよ。こんな見方では長時間持ちません・・。
ワーカーホリックなホー刑事、やっぱり気になる怪しい会社を調べにビルまで戻ってきます。そして何故かアンディの姿もビルの前に。何か起こりまっせ。
身元を明かしてビルに入れてもらおうとしますが身元を照会されウォン警部に邪魔されます。しかし、さ・す・が、アンディがゲームに選んだ男は忍び込んじゃいます。やがてひと騒動がもちあがり、アンディは目的のダイヤをホー利用し手に入れます。この騒動中のラム・シューにも是非にご注目を。はからずもなりゆきから二人して逃げる事に・・。がまだ捕まれないアンディにまたもや逃げられるのです。
アンディは逃げる途中、以前バスの中で出会った女とまた出くわします。その後、アンディがもうかなり具合が悪いのがわかるシーンが展開され、そのときの彼女の演技がいいです。
一方、病院にかつぎこまれたホー刑事は現場に残された薬から、アンディが末期ガンであることを知ります。それもその薬をホーの物と誤解したウォンから聞かされます。まあ、このシーンも爆笑。しかし、ホーはこの誤解を利用してウォンの同情を利用するんです(この悪人が・・)。
そこへ姉さん登場。アンディの目的とねらいが明らかに・・。ついでに姉さんがインターポールって事も判ります。
いつもホーが朝食を食べる店にいるアンディ。続いてホーも登場。警察、マフィア、アンディの三つ巴の戦いが今、始まります。

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何をいまさら「暗戦 デッドエンド」その4

2005-07-10 23:55:26 | ジョニー・トー
さあ、屋上に上がったアンディとラウ・チンワンのホー刑事の本当の邂逅シーンですぜ。まあ、ここに至るまで又もやウォン警部と楽しい(?)会話が繰り広げられるのですが・・是非実物で確認を。
ここでホー刑事は犯人のアンディに要求が何かを聞きます、アンディは「自分と72時間ゲームをする事」と答えてウォン警部の気を遠くさせます。
で、リーさんを撃つんですわ、特殊部隊が突入するも爆弾で小心者のウォンをびびらせ、見事逃走のきっかけをつくります。ホー刑事は見事アンディを捕らえますが逃げられちゃいます。
その逃走中にアンディはある女と出会います。このシーンのアンディはさすがですな。
一方見事、アンディに逃げられたホーは必死でアンディの目的を追います。で、リーさんに会いに行き、同じフロアにある奇妙な会社に気づきます。いかにもな兄さんたちと、手錠で繋いだアタッシュケースを持った男が入って行きます。
さあ、その子分でラム・シュー登場!!入り口が暗証番号を押さないと入れない仕組みですが、これを間違えて親分以下一同の顰蹙をかいます。
さあ、ホーさんも怪しい会社に気づき話を聞こうと近寄りますが、ラム・シューに追い出されます。
彼はそれだけでは引き下がりません、やり手の姉さんにお願いして怪しい会社を洗わせ、金融会社もあらわせますが、姉さんの誘いも目の前にあるゲームが気になって流します。ひどっ。
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何をいまさら「暗戦 デッドエンド」その3

2005-07-09 23:12:12 | ジョニー・トー
まだ映画は開始から20分ぐらいのところをちょろちょろしてます。すいません。
どうやらホー刑事、デスクワークはお好きではありません。報告書を書けと言われて必死で外へでようとあがく姿は笑えます。それにしても、ラウ・チンワンは目がでかいので表情がよっくわかりますね。ははは。
一方のアンディは隠れ家でまたもやパソコンと格闘中。ホーの事はめっちゃ調べてますね。このシークエンスに奇妙な概視感を感じるのは何故?(笑)
で、お昼時にいつもの店でパンをモグモグしているホー。の近くでアンディーはまた「ハーイ、あっこです」をみてます。時計を確認して、ホーに謎のメッセージを残して去るですよ。
そして、アンディはコンサルティング会社?銀行?金貸し?の会社に支配人を訪問。「不動産の登記簿を持って来てもらったらすぐ手続きいたします。」と揉み手をせんばかりの支配人に漫画入りの封筒を渡すんですわ。「ご冗談を」と言われたアンディさん、お返事の代わりに拳銃をつきつけます。当然、大騒ぎになり通報を受けたウォン警部が到着。特殊部隊を要請。「交渉人も呼べ」と言ってましたが銀行強盗事件でホーに散々こけにされたのがおもしろくないので渋い顔です。
さて支配人のリーさんは人質となり、金庫を開けさせられ、結束バンドでくくられてましたな。アンディは「ちょっと休憩」と称し、メインの下見を開始。またまた華麗な身ごなしを披露。下見後、金庫の中の金とダイヤをリーさんの懐にねじ込み、バンドを切って、フロアの鍵をリーさんに開けさしてるところへ、交渉人の男登場。ところがこいつが、いかにもよわっちい男で、アンディに「声が気に入らん、違うのを呼べ」と言われる低落。私でもこいつと駆け引きしたくない。ウォン警部がっくり。ここで特殊部隊とホー登場。どうやらホーさんは特殊部隊に居たらしく隊員に「イエス、ボス」と言われてました。
アンディはオープニングで登った屋上にりーさんを連れて上がって行っちまった。おっと、こんな時間だ。続きは明日!なさいませ。


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何をいまさら「暗戦 デッドエンド」その2

2005-07-08 21:54:04 | ジョニー・トー
というわけで、私が一番好きなオープニングから15分ぐらいまでを語りたいかと・・。
まずはオープニングクレジットを背景にアンディ登場。屋上から街を見下ろすカットに、あと4週間と寿命を告げられるシーンがかぶります。しかも結構な金額をキャッシュで払ってるのを見れば、アンディがまともなお方でない事はよっくわかります。
次に朝食を食べるホー刑事のカット。近くでアンディも飯喰ってます(パンだけど)。何故かTVでは「ハーイ、あっこです」が??次にホー刑事が事件現場に現れ、彼が何者かを紹介。
ホー刑事を取り巻く人間関係とアンディが演じる犯人の紹介がじつにコンパクトにまとまってるんですよね。上手いよ、ナイホイさん!
このシ-ンはウォン警部のだめっぷりがおもしろすぎます。「いるよねぇ、こんな人」もう会社員なら誰もがしみじみおもいますね。ホー刑事とウォン警部の関係が視線のやりとりだけで判るあたりが上手い。
交渉人として銀行強盗に対処してる姿はホーという男の物の考え方や着眼点を観客に説明してくれるんです。もう、この密度の濃いオープニングだけで金を払って見たかいが・・。まぁ、これも私のつぼにはまっただけで他人が見たら「何が?」と思われるかも知れませんがね。
まあ、スピーディーに人質事件を解決。改めて朝食を食べてるのか、お十時なのかは分かりませんが、またもやパンをモグモグさせているホー。そして彼をカメラで狙う謎の男。誰が見ても怪しいっしょ。私、この邂逅シーン好きなんです。
そして刑事部屋でのシーン。ホー刑事、あんまり同僚には恵まれてませんな。でも彼らの紹介シーンも見逃せませんぜ。あの婦警さんはキーパーソンですぜ。
この調子ではいつ終わるとも知れない「暗戦」ばなし・・。しばらくおつきあいください。
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