何をいまさら日記

自分が好きな映画や本について世間様から「いまさら・・」と思われる事を自ら突っ込みます

何をいまさら「文雀」

2011-12-05 21:02:50 | ジョニー・トー
実に一年ぶりぐらいのトーさんの映画の更新である。いかに不実な信者かの証明のようでお恥ずかしい・・。それにしてもこの邦題は無いな。映画を観終わってもそう思う。

以下の記事にはネタばれが含まれます。よい子は読禁!!
つうわけで久しぶりにトー教の教典を開いたわけですが・・。感想はやはりトーさんの作品、一筋縄ではいきまへんな。
サイモン・ヤムを主人公にまさかのオサレ映画でも撮ったのかと見せかけ、クライマックスではスリ合戦も・・。ま、全体のトーンは軽いけどね。中環から上環にかけての、これはあの辺りでは??と初心者でも何となくわかる辺りをヤムヤムがチャリで走り回る&カメラで撮るシークエンスが素晴らしい!!!
私最大のお楽しみの林 雪が何の役かと思えば、あー、おっさんの子分なのね・・・。あんまり今回は見せ場ないなぁ。淋しいわ。
それにしても、今回の功労賞は羅 永昌でしょう!!笑い転げました。アンディ・ラウのよりインパクト大。完全に超えた!!最大にうけたのは、あの格好でうんこ座りをしてたことでしょう。是非画面でご確認を。
そして走り回ったケリー・リン。最近の監督の「女神」ですが、個人的に好みではないので「・・・」。体力勝負だったでしょうな。
今回は笑い満載。茶餐庁のシーンも爆笑でした。あとエレベーターもね。
今回もラム・カートンがケリー・リンにコケにされてましたね。思わず「鐡三角」を思い出しました。
ラストは「男ってバカよね」なオチ。男どもはこれでいいのか!!と女性なら一抹の疑問も持つかな??女性ならこうは撮らないな。すっかり多彩な監督の世界を堪能させていただきました。合掌。
見終わると香港に行きたくなります!!でも懐中には注意ですね。
コメント
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