今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

神魂神社(島根県松江市大庭町563)

2024年07月30日 | 神社・仏閣
訪問日 令和6年5月22日
神魂神社(かもすじんじゃ)
国宝の社殿があるということで、何度も訪れてみたいと思っていた
ところが島根県には出雲大社を含め、魅力的な場所が多く、いつも忘れてしまう
今回は砂の美術館、松江城に加え神魂神社の3カ所は必ず訪問すると心に決めていた

二の鳥居
鳥居横にある駐車場で休憩と昼食を摂りながら参拝者の様子を見ていた
ハイキングの服装の人も多く険しい参道なのかと不安になった



社号の刻まれた石碑を通り参道を歩く



手水鉢



「女坂(まわり道)」という案内板があったが、今日は男らしくいくことにした



石段はあるものの数十段先に社殿の姿が見えていたことが強気になった理由だ



拝殿
歴史を感じる無骨な石段を上ると拝殿が見えてくる



出雲大社近傍にある意宇六社(熊野大社、真名井神社、揖夜神社、六所神社、八重垣神社、神魂神社)の一つ



拝殿内部






額のようなものだが文字は無い
濃淡を強調してみると動物のようにも見える(出雲なので兎か?)






社殿全景



本殿(国宝)
本殿は国宝に指定され、心御柱古材に「正平元年丙戌十一月日」の墨書銘がある
柱古材は、正平元年(1346年)の柱と考えられる



社殿は落雷により消失したため、現在の社殿は天正11年(1583年)に古式に則って再建されたもの
室町時代の造営形態を引き継ぐ神魂神社本殿は、出雲国にのみ分布する大社造のなかの最古の遺構である



出雲大社本殿に類似するが、規模は小さく広さは約5.5 メートル四方、切妻造り
屋根は栃葺き、3本の鰹木と「女千木」と呼ばれる内削ぎの千木が乗る



国宝の社殿を間近で観ることなどあまり経験できないが、ここでは屋根の構造などを確認することができる






社務所



御釜宮
天穂日命が、高天原から御釜に乗って大庭の里に現れたという伝説により、御釜神事が行われる



右から「熊野社、伊勢社、杵築社」



熊野社



伊勢社



杵築社



本殿背面に移動する



殿内の中心に建つ心御柱(しんのみはしら)



9本の宇豆柱



貴布祢稲荷両神社(重要文化財)
右側が「貴布祢社」祭神:闇龗神
左側が「稲荷社」祭神:倉稲魂神



狛犬












外山社



荒神社



これは何だろう



先へ進むと磐穴がある



磐穴内部



右から「蛭子社、武勇社」



蛭子社



武勇社



国宝と重要文化財



主祭神:伊弉冊大神(いざなみのおおおかみ)
配祀神:伊弉諾大神(いざなぎのおおかみ)






社殿を後にする



参道を歩き駐車場に戻る



撮影 令和6年5月22日
コメント
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