今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

史跡 安国寺集落遺跡公園「弥生のムラ」(大分県国東市国東町安国寺)

2020年02月11日 | 名所・旧跡
訪問日 令和元年6月9日
道の駅「ゆふいん」 この日は温泉地で有名な「由布院」の近くにある道の駅から出発



湯けむりが立つ別府市を経由して、国東半島を目指す一般道を走る



道路の両サイドには緑一色に染まった山があり、その中を快適に走る



あまりの景色の美しさに車を止めカメラを取り出した程だ



史跡 安国寺集落遺跡公園(弥生のムラ)
始めに園内にある有料施設である「資料館」に入る
館内の展示物の全てが撮影禁止ということを事前に伝えられた

屋外は無料となる。復元とはいえ昔の建物が好きなので楽しみだ



美しく広がる敷地の中に「竪穴住居」が見える



平成5年の発掘調査で発見され復元されたと書いている



国東の自然・弥生時代からの歴史・生活・文化を体感できる公園になっている



床面の形が方形と円形のものが復元されている



竪穴住居は床を少し掘り下げ床をつくり、数本の柱を柱穴に立てカヤで屋根を覆った住居
キャンプ用テントの原形だといつも思うのは私だけか……



弥生時代から古墳時代初期にかけての貝塚・集落遺跡で「国の史跡」の指定を受けている



青空がとても綺麗だ
鍬、田下駄等の木製農具や建築部材、柱穴等の遺構、植物の種子等が多数出土したことから、「西の登呂」とも呼ばれた



二重口縁壺に特殊な櫛目模様を付けた土器がみつかり、遺跡名をにちなんで「安国寺式土器」と命名されている



生活は漁撈・狩猟・採集を主体としながら小規模な稲作を行い、国東半島という地理から瀬戸内海から中国・四国地方と海洋交易をしていたと考えられている






復元した建物を見ても昔の人の高い技術力には驚く









撮影 令和元年6月9日

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 太陽山 安国寺(大分県国東... | トップ | 足曳山 両子寺(大分県国東... »

コメントを投稿

名所・旧跡」カテゴリの最新記事