今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

民話の里 遠野を車で巡る その3(岩手県遠野市)

2016年09月28日 | 名所・旧跡
1日では廻りきることができなかった遠野。2日目に入る

とおの物語の館
「とおの昔話村」がリニューアルされたと説明を受ける。駐車場も併設されていて便利だ



館内に入ると、子供が楽しめるための空間かなと思っていたが…



様々な工夫がなされていて、初老の私でも十分に楽しむことができた
例えば、ここでは手を叩くと音に反応して物語が始まる



小さなお椀の中に映像が映し出される仕組みだが、これは面白い



基本的に音声で昔話を聞くのだが、目の前にあるオブジェによりより内容を理解することができる






高善旅館と柳田國男
遠野における柳田國男の定宿



日本民俗学の黎明期を知る老舗旅館



 


柳田は3回遠野を訪れているが、いずれもこの旅館に宿泊している



柳田のほか折口信夫やロシア人のネフスキーらも宿泊し、民族調査の拠点となっていた






日本民俗学は、為政者ではなく日本の普通の人々の歴史を発掘、記録しその意味を明らかにしようとした学問



この後、「遠野座」で楽しみにしていた、語り部による昔話を聴く

遠野城下町資料館






「博打に熱中」に目が止まる



絵貝が博打の道具とはなんと昔の人は優雅ではないか





 
遠野市立博物館
日本で初めての民俗専門の博物館
遠野の人々の自然や暮らし、文化、歴史を、『遠野物語』を軸に多彩な映像や展示でご紹介している









遠野には「町」「里」「山」という暮らしの領域がある
それぞれが独自の文化を育み、互いに影響しあいながら、一体となっている遠野の暮らしの姿を、豊富な実物資料や写真、映像で紹介している















「遠野七観音」



「供養絵額」:個人が家族団らんを楽しんだり、生前好んだ趣味、遊び、仕事をする様子が描かれている
死後の世界で楽しく暮らすことを願う気持ちが込められている















博物館から出たところにある一般会社の前に設置されていた



道の駅「遠野風の丘」:風力発電の風車が印象的な道の駅。居心地がよく、私も2泊お世話になった



夜にはライトアップされ美しい



撮影 平成28年5月27日

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