羽賀寺
「若狭おばまの寺」巡り(H25.10.29投稿)をしていた中で印象に残っている寺を再訪した
この日は渡願寺観音堂、西福寺と充実した日だったので、最後も気持ちよく終わりたかった
霊亀2年(716)に、元正天皇の勅願によって行基が創建したとされる
開山堂
「無量寿」の額
中門・開山堂を通り周囲の風景を眺めながら本堂に
5年振りの再訪になるが記憶が甦ってきた。階段の奥に見えるのが本堂である
鐘楼
階段を上がった左手に小振りだが歴史を感じる鐘楼がある
自由に鐘を撞いてよいとの記載と「戻り鐘」は避けよとの内容も
1回2回3回と音色を確認しながら撞いた
煩悩が祓われ、心が清らかになるような感じがした
本堂(重要文化財)
室町中期の文安4年(1447)の建立で、桁行5間(13.74m)、梁間6間(14.63m)、棟高13.21m
本尊の木造十一面観音菩薩立像(重文)に加え、千手観音菩薩立像(重文)と毘沙門天立像(重文)が堂内に安置されている
本堂の扁額。日本人なのに読めない
堂内では係の女性から本堂と仏像の説明がある
この女性の人柄に惚れ再訪したのだが、数年前と変わっていなかったことが嬉しかった
桧皮葺の入母屋造りで、軒の勾配がやや急に反る様式は北山文化の建築に多く見られる
本堂前の石仏
本堂の写真を撮っていると、お堂から係の女性が出てきて写真を撮るならここがいいですよ案内された
この場所は寺の人でなければ入りにくい所だったので感謝したい
寺の居心地の良さは建築物や仏像に加え、係の人の対応も重要な要素だ。訪れてよかった
撮影 平成29年9月28日
「若狭おばまの寺」巡り(H25.10.29投稿)をしていた中で印象に残っている寺を再訪した
この日は渡願寺観音堂、西福寺と充実した日だったので、最後も気持ちよく終わりたかった
霊亀2年(716)に、元正天皇の勅願によって行基が創建したとされる
開山堂
「無量寿」の額
中門・開山堂を通り周囲の風景を眺めながら本堂に
5年振りの再訪になるが記憶が甦ってきた。階段の奥に見えるのが本堂である
鐘楼
階段を上がった左手に小振りだが歴史を感じる鐘楼がある
自由に鐘を撞いてよいとの記載と「戻り鐘」は避けよとの内容も
1回2回3回と音色を確認しながら撞いた
煩悩が祓われ、心が清らかになるような感じがした
本堂(重要文化財)
室町中期の文安4年(1447)の建立で、桁行5間(13.74m)、梁間6間(14.63m)、棟高13.21m
本尊の木造十一面観音菩薩立像(重文)に加え、千手観音菩薩立像(重文)と毘沙門天立像(重文)が堂内に安置されている
本堂の扁額。日本人なのに読めない
堂内では係の女性から本堂と仏像の説明がある
この女性の人柄に惚れ再訪したのだが、数年前と変わっていなかったことが嬉しかった
桧皮葺の入母屋造りで、軒の勾配がやや急に反る様式は北山文化の建築に多く見られる
本堂前の石仏
本堂の写真を撮っていると、お堂から係の女性が出てきて写真を撮るならここがいいですよ案内された
この場所は寺の人でなければ入りにくい所だったので感謝したい
寺の居心地の良さは建築物や仏像に加え、係の人の対応も重要な要素だ。訪れてよかった
撮影 平成29年9月28日
神社・寺院には必ずといっていいほど「賽銭箱」が置かれていますね。お賽銭に税は掛からないと聞いたことがあります。私も神社などでお賽銭を入れますが、いつもこれは誰の為だろう…自分の願いを叶えてくれヨと言う虫のいい考えなのか、寄付としてなのかを考えさせられます。無心が一番いいのかも知れません。
鐘楼で3撞き…で戻り鐘はダメですか。宝くじやロトなどを買ったら配当金=戻り金を期待しているのですがそれとは意が異なるのでしょう…。
5年前に案内してくれた女性に会えるとは最高ですね。正に「もどるカネ」と足止めを喰いませんでしたか。立派なお心の持ち主と察します。私なら直ちに出家するかも知れません。
建物はほぼ正方形の形なんですね。我が家は地上から10㍍の高さ制限で建てられています。今は基準が変わったかも知れません。14㍍ですと大凡四階建てでしょうか。ありがとうございました。
お賽銭について調べてみました。
もともと、神前には海や山の幸が供えられました。その中でも秋になると米の稔りに感謝をして刈り入れた米を白紙で巻いて包み「おひねり」としてお供えしました。
貨幣の普及とともに米の代わりに、祈願成就のお礼に金銭も供えるようになり現在に至っているようです。
お賽銭には税金がかかりませんので、有名な寺社では大きな収入になっていると思います。
さて福井県の寺では参拝者に寺の歴史や仏像の説明をカセットテープ、CD、肉声にて行ってくれます。この羽賀寺では係の女性の肉声による説明で、真面目で懸命な姿にとても好感を持っていました。再訪した理由はそのことが記憶にあったからです。重文の観音様のお姿の記憶より鮮明に残っていました。
今回は本堂の撮影スポットまで案内していただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
旅の楽しさは人との出会いでもあります。気持ちよく寺を後にすることができました。