喜多方発・蔵の町観光案内所・迎え花。

蔵の街・喜多方から、日曜日の街なかは一日中、コウモリ傘が必要でした。
こんな日に活躍するのが「おもてなすの傘」です、何回も書いていますが蔵の街喜多方では市内の至る所におもてなしの傘を準備してあります。各案内所にも必ず10本単位で傘を準備してます。朝一番に傘がいっぱい入った箱を外に出しました。
そして、傘を持たないお客様に使っていただきます。返す場所は同じく「おもてなす」のシールのある店ならどこへ返してもよいのです。市内に数百本単位の傘が準備してあります。　雨は小降りになりましたがまだ降り続いています。

私は本日も蔵の町観光案内所の当番です。　案内所に入ってまず最初に目に入るのが本日の画像の生け花です。ご覧の様に素敵な花がお客様をお迎えします。

市内華道4流派により、毎週替わりでお花を生けていただきますが、今週の花は、さあ皆さん何流でしょうか？　ハイ今週のお花は「小原流」です。
木曜日の朝、お花の先生がおみえになり花を生けていかれます。案内所に入って目の前に花があるって気持ちがいいものです。
お客様の中にも「素敵なお花ですね」と声を掛けていかれる方もいます。
今の節はまだいいのですが、これから暑くなると花によっては一週間は持たなかったり途中で生けなおしたりとお花の先生方も毎日の様に見に来て直したりして行きます。

裏話ですが、昨年のお花の話です、こんな事もありました。　盛夏の頃です。
ある若い先生がお花を生けて行かれましたが3日程で原型をとどめないほど弱ってしまいお花は倒れるやらで、私達は大変心配したのです。明日は来るか明日は来るかとしかしその先生は所用が出来て、街を出ていていたのです。一週間近く見えませんでしたがとても心配だったそうです。街へ帰ってきて直ぐに案内所に来ました。・・・変わり果てた花を観て「・・・」涙を流していました。花に詫びていました。そして私にも。
たまたまその日も私が当番で案内所にいたのです。　その先生は直ぐに流派の大先生に電話をして詫びていました。・・・そして花を直して帰られました。
こんな事もあるのです。　お花もきれいに維持するのは大変なことです。

話は変わりますが、母の日にプレゼントされたカーネーションはまだまだ咲いてますか？、・・我が家の花はまだ半分以上咲いています。そして次のつぼみが30芽以上付いてます。まだまだ当分楽しめそうです。乾いたら水をタップリやり日当りの良い所に置き受け皿には水を残さない事と書いてありました。