得さんのページ

喜多方発・・・蔵の街の地域情報を主に発信します。観光・歴史・文化・催しその他等。

喜多方発・雪の市民会議inきたかた開催されました。

2009-07-05 18:01:23 | Weblog
蔵の街・喜多方から、暑い暑い夏に、ここ きたかたに於いて雪の市民会議がひらかれました。第4回目を迎えて全国規模をめざしています。
パンフレットの「目的」にこう記してあります。

雪の冷たさを利用して農産物の貯蔵・熟成させ、おいしさを高める技術が開発されてきており、開催地の喜多方市では雪室で蕎麦などの農産物を貯蔵している。
本会議では喜多方市における取り組みや実践を全国に向けて発信することができる好機と捉え、雪の秘めた力を雪国各地で実施している先進事例から学び、種々の情報を交換するとともに、市民レベルでの雪の利用の発展を目指し開催する。

実は昨日7月4日に市内で雪の市民会議の基調講演と事例発表が行われました。
私は残念ながら聴講できませんでしたが、参加した方々が素晴らしい講演会だったと言ってます。雪力・(ゆきぢから)を利用した事例の発表では県内外の10例が発表されました。
簡単に事例を記します。福島の利雪事例。震災の危機を救った雪室~新潟.美味しい米をより美味しく~新潟南魚沼。そよ風がはぐくむカスミソウJA昭和村。
甘いトマトをしっかり熟す~南郷トマト。温泉の火照りを冷ます雪冷房~会津しらかばの湯。雪でじっくり熟成酒。
雪室で貯蔵した匠の蕎麦~山都町。雪のそよ風でおもてなし~裏磐梯。雪風でホッケのやわらか乾燥。 等などです。

雪国の私達は雪を上手に利用すれば上記のように素晴らしい雪力のお世話になれます。エコや環境を考える時もっともっと雪の利用方法は増えてくると思います。

参加者の皆様方30数名の皆さんと午前中限られた時間でしたが市内の蔵めぐり散策をしていただきました。そして皆さんは
喜多方市高郷地域活性化センターそでやま夢交流館「雪室」山都町農林産物集出荷施設の「雪室」の見学に向かわれました。
この時期でもしっかり雪が入っていて利用されているそうです。

それからが私はまた忙しく飛び回ってきました。本日の画像が485系国鉄色特急あいづ号です。昨日も記しましたが上野発・特急あいづ号は夏季間は喜多方到着になります。本日に限り上り列車が12:09に喜多方駅を出発します。駅へ行って観光協会の皆さんや駅前商店街の皆さんと共に乗車されたお客様を駅ホームで見送りをしました。485系のこの列車は本日限りです。喜多方では非常に珍しいことなのです。それで昨日も大勢のカメラマンが並んでいました。

本日も長くなりましたが、お天気回復しそうです。明日も蔵のまち案内所に居ます。どうぞお待ちしてますので気軽にお立ち寄りください。