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喜多方発・・・蔵の街の地域情報を主に発信します。観光・歴史・文化・催しその他等。

喜多方発・村の鎮守様へ初詣。

2010-01-01 17:20:23 | Weblog
蔵のまち、喜多方から、
明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。

吹雪の元日を迎えました。昼前にいくらか穏やかになったので、村の鎮守様へ初詣です。凍てついている道を時折滑りながらゆっくり行ってきました。
寒さの性か何時もより参拝者が少ないようです。
参拝をしてから、
神社の総代の方や当番の方と新年の挨拶を交わしてお神酒を頂いて参りました。
画像で見るとおり雪は多くはありませんが、昨夜の風で杉の小枝が境内一面に落ちています。

昔はこの杉っぱが大切な燃料でした、覚えている方もいるとおもいます。落ちている葉は拾ってもよいことになってました、何処の家でもかまどに、杉の葉を燃やしていたものです。それで風が吹くと拾いに行ったものです。50~60年前の話ですから皆さんは覚えていないかなー?。

村松の産土神様 ウブスナガミ は湯殿神社です。神社由来によると平安時代の昔から村松にあったそうです。江戸時代の初め(元和6年・1620)上野荘左衛門がそれまで未開拓だった村松に新田を拓き、村松は村松新田村と呼ばれるようになりました。開拓と同時に湯殿神社は村松の村の鎮守様として村人の信仰を集めるようになりました。
その後寛政年間に社殿を建て直し、文化年間に社殿を現在地に移したようです。
境内には樹齢200年は超えるであろう大きないちょうの大木が在ります。
神社には経筒がありますが、それには永禄6年(1563)と銘が刻まれていおり、村松の開拓以前から湯殿神社が村松にあったことがわかります。

元日はこの雪とお天気で家でゆっくりと過ごしました。お天気が回復したら街なかを巡って見ます。

新宮熊野神社「長床」では大晦日に絵ろうそく祭りが行なわれるのですが、昨夜の吹雪ではどうだったのでしょう?、近い内に参拝に行ってきます。