ひげ爺さんのお散歩日記-3

日々新た、今日は今日、明日は明日の風が吹く

「綿の花」 アオイ科 

2019-08-15 22:25:27 | 日記
         「綿の花」 アオイ科 ☆10月18日の誕生花☆
            花言葉は… 繊細・有用な・偉大・崇高



 今朝の最低気温は午前4~7時の28.0℃。  最高気温は午後2時の31.0℃。
大型の台風10号が四国~中国地方を縦断し、西日本各地に被害をもたらしています。
ここ和泉市は昼過ぎまで小雨、夕方から本格的な雨が降り出しました。
風はほとんど吹かず、昨日一昨日の方が強い位で、大した被害は無いと思われます。

 ご存じのように、いま東隣が空き地になっているので、東からの強い風を
心配していたのですが、幸い大した風も吹かず通り過ぎたようで、ほっとしています。
また、妻の妹らが岩国の錦川沿いに住んでいるので、水嵩の上昇を心配していましたが、
先ほど電話があり、大した雨は降らなかったと聞き、安堵しているところです。
被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。


 今日の花は先日プチ里山歩きで見掛けた 「綿(わた)の花」 です。

綿の花は同じアオイ科の “オクラの花” にそっくりで、花だけ見たら
見分けはが付かないほど良く似ています。
この写真の花は花弁全体が薄黄色ですが、中心が濃い茶褐色の花もあるようです。


そしてこの辺りで見る綿の花は、夕方にはピンクに色を変えます(酔芙蓉みたいですね。


原産地はメキシコ、インド、アフリカなどと云われています。 
メキシコでは紀元前五千年前、インドでは紀元前三千年前の栽培跡が見付かっているとか。
日本には戦国時代末期に渡来し、盛んに栽培されるようになったそうで、
それまでは綿と云えば蚕から糸を取った “真綿” を指していたそうです。
今ではほとんど見掛ける事が無くなった 「綿の実」 ですが、
私の子供の頃は、郊外(広島市)に行けば綿畑を見る事が出来ました。

調べてみると、戦中を除く戦前と戦後は 「綿花」 の輸出量世界一だった事もあったとか。
その後、安い外国の「綿花」におされ、現在の自給率は0%なのだそうです。
私が子供の頃に見た綿畑は、最も綿の生産が盛んな頃のものだったのですね(感慨。


実の写真は昨年9月に撮ったものですが、結構大きくてピンポン玉位あります。




その実が10月になると弾けて、白い綿が顔を出します。






12月には完全に綿がはみ出し、ご覧のように… なります。
綿を収穫するためではなく、たぶん “生け花” の花材用の栽培だと思います。

ひげが小学生だった頃、父のお母さん(祖母)は広島市内で “綿屋” を営んでいました。
当時は “綿屋さん” は有っても “布団屋さん” は無かったようです。
布団は自分の家で生地を縫い、綿を買って来て中に詰めて自前で作っていましたね。
布団は各家庭で作るものだったんです。
そして3年、5年使ってペッタンコになった布団は “綿の打ち直し” に出していました。
祖母の店でも打ち直しの取り次ぎをしていたので、持ち込まれた綿をリヤカーに乗せて、
1㎞ほど先の “打ち直し屋さん” に運んでいました(ひげも手伝っていました。 

打ち直しと言っても綿を洗う事はなく、機械(多分、ブラシの付いたドラムみたいな)に
かけて綿を解す(ほぐす)のです。 これで綿はふかふかになります。
しかし、その時の綿ホコリの凄い事…(笑。
子供心に “これは健康に良くないなぁ” と思ったものです(笑。
と云う事で、打ち直しに出すと綿は2~3割目減りします。
その分を祖母の店で、綿を買い足してもらうと云う訳です(笑。

今では敷き布団は化学繊維やウレタン、掛け布団は羽毛やダウンなどが主流のようで、
打ち直しに出す、なんてほとんどないのでしょうね。
洗濯出来るものまで有りますから。



 夏休み… 子供見守りが無く、ホッとしながらもちょっと寂しいですね(笑。
以前の日記から懐かしい 「見守り隊日誌」 を紹介したいと思います。
もう何度も紹介した見守り話です。 以前読んだ方はスルー願います。

2013年5月9日(木)  今日から1週間は家庭訪問の為、4時間授業、給食を食べてすぐ
下校するので、1時からの見守りです。 4年生の男の子が帰って来ました。 
「ええのう、お前らぁ、ゴールデンウィークが終わった思うたら今度は早よう帰れて?」(笑。
「けどなぁ、うちには来えへんねん」 「なんでや?」 
「俺、一年からずっと同じ先生やねん。 同じ先生なら来えへんねん」 
「うそ~ぅ、ほんとか?」 「そうやで」 そんな事が…。
迎えに来ているお母さんに訊いても 「そうらしいですよ」。 検索してみると…
他校の事ですが、訪問に都合の良い日を記入する紙に “今回は遠慮します”と書く父兄も
有るとか(汗。 子供の事について先生と話すいい機会なのに…。 
そして見守っている小学校のホームページを覗いてみると…
【今日、NHK大阪が本校の取材に来ます。昨年から取り組んだ始業前活動の様子の取材です。
途中省略… 今回の取材に際して、児童の活動の様子が撮影放映される事になります。
お子様の映像取材を避けるように要望される場合は担任にお知らせください」 ですって。 
更にこんなのも… 「学校のHPの作文等の作品掲載、動画の掲載に伴う氏名や
映像を避ける要望についても併せてお知らせください」…
う~ん、難しい世の中になっているんですねぇ(汗。


2014年1月9日(木)   4年生の女の子が帰って来ました。 「おかえり」
「ただいま~」 「昨日は始業式の後、もう、すぐ授業が有ったんか?」 
「授業は今日から」 「ほうか、始業式の時、校長先生、何話したん?」 
「3学期の目標。 “おあげさん”とか言って挨拶が長いねん」 
「なんや、その “おあげさん” て」 
「おが大きな声で、あが挨拶、げが元気…・・・へェ~クション・モ~」(笑。 
「なんや、お前のクシャミは… 品がないのう、女の子じゃけぇ、クシュン位にしとかんかい」 
「ママのクシャミはもっと凄いねんでぇ。 へェ~~~クション!!べらぼうめ! って」 
「お前のお母さん、東京の生まれか?」 「ちゃうよぅ、大阪やで」(笑。 
…ひげはこの子のお母さん、良く知っています(笑。

2014年1月16日(木)   3年生の女の子が3人で帰って来ました。
「おかえり~」 「ただいま~、おっちゃん、これ引いて。 おみくじやねん」
小さな箱に折り畳んだ紙切れが10枚くらい入っています(笑。 
「目をつむって引いてなぁ」 「はい、これ… 何て書いてあるんや?」 
「“ざんねん・タイキック” や」 「なんや、おっちゃん、キックされるんか?」
「そうやで、おしりをこっちに向けて…」 まあ、あまり痛くないキックをされてしまいました(笑。 
「おっちゃん、もう1回やるぅ?」 「おお、今度は… 」 「あっ、それアカン」
「なんでや、おっちゃんはこれがええんじゃ」 「それ、またタイキックやで」 
そうなんですねぇ、良いのを引かせてやろうと気を使ってくれていたんですねぇ(笑。 
3回目は “ざんねん・勉強が出来ない・アホ”(汗。
「おいおい、こんなんばっかりじゃのぅ。 何かええ事が書いてあるのも有るんか?」 
「有るよぅ。これ… “やさしいひと・ともだちがいっぱいできます” ねっ」(笑。

今日の歩数   0歩。
コメント (2)
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