ひげ爺さんのお散歩日記-3

日々新た、今日は今日、明日は明日の風が吹く

「立坪菫/有明菫」 スミレ科 

2020-03-25 19:13:59 | 日記
     「立坪菫/有明菫」 スミレ科  ☆3月2日の誕生花☆
          花言葉は… つつましい幸福・誠実


                   ↑ 「タチツボスミレ(立坪菫)」


                   ↑ 「アリアケスミレ(有明菫)」  

 今朝の最低気温は午前5時の4.5℃。  最高気温は午後3時の14.8℃。
今日はほぼ快晴。 ですが空気が冷たく、ちょっと肌寒い一日でした。


 今日は水曜日ということで、1週間分の食材を調達しにスーパーへ。
脚の方は散歩に出られなくもないのですが、今日は謹慎という事で… (笑。


 今日の花は 「タチツボスミレ(立坪菫)/アリアケスミレ(有明菫)」 です。



まずは 「タチツボスミレ(立坪菫)」 です。 淡いブルーが心を癒します。
阪和自動車道下のトンネルを抜けると草っ原になっていて、その一画に咲いています。 
珍しいスミレではなく、日本に60種ほどあるスミレの中で、もっとも普通に
見られるスミレだそうです。 
北海道から沖縄まで、林の縁や里山の土手など全国の山地に咲いているスミレですが、
国外では朝鮮半島付近の島々で見られるだけなのだそうです。 
世界的に見れば珍しいのかも知れませんね(笑。


“山路来て なにやらゆかし すみれ草” 
松尾芭蕉の詠んだこの句は 「タチツボスミレ」 だったと思われています。 
確かに優しいブルーで、険しい山道を登り、この花に出合ったら癒されるでしょうね。




 「タチツボスミレ(立坪菫)」 の “立ち” は、花後に茎が立ち上がることからで、
“坪” は庭のことです。

 
↑の写真。 「スミレ」 の名は花の後方に張り出している “距(きょ)” と云われる部分が
“墨入れ(墨壺)” に似ているからとから、という説が有ります。 
“墨入れ(墨壺)” ってご存じですか?
大工さんが材木などに直線を引く時、“墨入れ” から墨を含んだ糸を張り、
その糸を弾くと… 直線が描けるという… 言葉で説明するのは難しいですね(笑。
原産地は日本、中国、朝鮮半島南部、台湾など東アジアの温帯地域だそうです。




白いスミレは 「アリアケスミレ(有明菫)」 でしょうか。
このスミレもよく見掛けます。




花は紫色のすじの濃淡によって、ほぼ白色のものから紫に近いものまであるそうです。
色の変化が多い事から有明の空になぞらえて付けられた名前とか。 
“有明” とは地名では無く、夜明けの空の事です。


 休校の期間、過去の “子供見守り日誌” を振り返っています。
 2016年1月12日(火)  3年生の女の子たちが帰って来ました。
「おかえり~」 「ただいま~、おっちゃん今日なぁ係りを決めたぁ」
「係りって学期ごとに決めるんかぁ?」 「そうやで、うちご飯取り係りになった」
「ご飯係りって、給食係りじゃないんか?」 「給食係は給食係っ!」(怒。
「なんや偉そうに… 知らんけぇ聞いとるのに… ほいじゃぁご飯取り係りは何をする係りや?」
「ごめん。 あんなぁ、大きな入れ物から皆んなにご飯をつぐ(よそう)やんかぁ」 
「おうおう、おひつみたいなもんじゃのう」 「おひつってなに?」(汗・笑。
今の子はおひつを知らんかぁ? おひつは死語?(汗。 
まぁ、今は炊飯器がおひつも兼ねているんでしょうからね。 ここで “おひつ” の説明(笑。
説明し終ると 「まあそんなもんや」(笑。 「で、ご飯取りは何をするんや?」
「その容器(おひつみたいな)にくっ付いてるご飯を取る係り」
「へ~、そんな係りがあるんかぁ」 取ったご飯はビニール袋に入れて返すのだそうです。
残飯にするのならビニール袋に入れない方がいいような気がするけど… まあいいか(笑。

 2016年1月14日(木) 5年生のあの “鍋好き” の女の子が帰って来ました。 
「おかえり~」 「ただいま~、おっちゃん今晩はナベ~」(笑。 
「お前は本当にナベ好きじゃの~、おっちゃんは昨日の晩がナベじゃったでぇ」
「へ~、何ナベ?」 「鴨ナベ」 「コープの鴨ナベが美味しいねんな~」(よう知っとる・笑。
(帰宅後、妻にあの鴨ナベはどこで買ったのか聞くと 「COOPのよ」・笑)
その子が 「あとの汁にうどん入れたら美味しいよ」 
「おっちゃんら、ダシが美味しかったんで全部飲んでしもうた。 汁は残っとらんかったんじゃ。
ほいで今日お前んとこは何ナベなん?」 「お母さんがカニナベって言ってた」
「カニナベ~!? 何と豪勢なの~」 「あとでカニ雑炊すんねん」 「か~ 美味しそう」(笑。

 2016年1月19日(火) 今日はスキー用のアンダーウェアを1枚追加し、
ボアの耳当てを付けての見守りです。 小雪が舞う中を4年生の女の子が帰って来ました。 
「おかえり~」 「ただいま~」 「寒いの~、お前らえらい薄着じゃけど寒うないんか?」 
「これ持ってん」 と言って使い捨てカイロを…(笑。  そして 「これ、内緒やでぇ」(笑。
「おうおう、ほいじゃが皆んな持って行っとるんじゃないんか?」  「まあな」(笑。
すると傍を歩いていた子が 「おっちゃん、耳当てが曲がってんでぇ」(汗。
「こりゃ、お前らの話が良う聞こえるようにずらしとるんじゃ」(笑。

「おっちゃん、久し振り~」 見ると去年の春まで見守っていた中学1年生の男の子です(笑。
「おう、久し振りじゃの~、お前背が高こうなったの~、何センチあるんや?」
「165センチ」 「ほう~、もうすぐおっちゃん抜かされそうなの~。 ほらチョコやるわ」
「わ~、懐かしっ。 あれぇ? おっちゃん、チロルチョコやないん?」
「そうなんよぅ、最近はやる子が増えての~、(親指と人差し指で〇を作って)
これが持たんようになって… 安いやつに替えたんじゃ」(笑。
「おっちゃんも大変やなぁ」(笑。 

 2016年1月21日(木)  昨日、見守りからの帰りに拾った黒いニット帽、
落とし主が見付かれば良いのですが…。 
警棒の先に引っ掛け、クルクル回しながら見守りました(笑。
わが自治会の住宅街のへの道に落ちていたので、てっきり自治会の子だと思い
「おかえり、お前この帽子、誰のか知らんか?」 と声を掛けたのですが、
皆んな知らないと(汗。 見守りも終わろうとした頃… 4年生の子が歩いて来て、
「あっ、私の帽子! おっちゃん拾ってくれたん? わ~良かった~ぁ」
小躍りせんばかりの喜びよう(笑。この子は私が見守っている通学路を通る子ではないのです。
校門を出たところで良く出会い、知っている子ですが、すぐに反対側に帰る子です。
「これ、お前の帽子? おっちゃんの住んどる住宅街の入り口に落ちとったんでぇ」

話を聞くと、わが自治会の中に書道教室が有って、昨日はその日で住宅街に来たのだそうです。
そして、もしかしたら落としたか、書道教室に忘れたのかと思って探しに来たと…。
「クリスマスにお母さんが買ってくれた大切な帽子やねん。 おっちゃん本当にありがとう」
いいね、いいね、最高の展開(笑。
プチ自慢… これがもし、他の見守り隊さんに拾らわれていたら…
フェンスの見える所に置いておく? 学校に届ける? 自治会に届ける?
他の見守り隊さんは週に1回の見守り、私は毎日の見守りです。
こんなに早く落とし主に戻せたのは、ひげなればこそ(エヘン!・笑。


今日の歩数   0歩。
コメント (4)
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