住宅設計・・・・・暮らしのエリアを区分する際の
計画での大切な事イロイロと。
家づくりで最も計画上大切な事に
「家の間取り」がありますよね・・・・・・。
基本の部分として「平面的」な区分。
「家づくり=家の間取り」くらいに考えている方も多いと思います。
でも「家の中身」だけでの間取りを考えてしまうと
実際の暮らしでは「不便」や「暮らしにくい家」となるケースが多くありますよ。
考えておくべき事は・・・・・暮らしのエリア区分。
生活、暮らしそのものを考えた際に、
洗濯物を干す場所や自転車置き場などの
「敷地の間取り」も、住み始めてから「しまった!」となりがちな問題ですからね。
バランスのある設計で暮らしのエリア全体を
デザインするように・・・・・・。
家単独では暮らしが整理出来ませんよ。
快適な生活は家の中だけでは成り立ちませんから。
必ず外部との関わりの中で暮らしは営まれます。
そこでひとつの目安として、
敷地の間取りを次の5つに分けてデザインするように・・・・・・。
例えばですが、
(1)「家」/敷地の間取りでは「家」も間取りの一部として
(2)「庭」/バーベキューや家庭菜園など楽しみ方は自在に。
(3)「駐車スペース」/来客の駐車スペースや、
将来的にお子さんが自動車免許を取得することについても
考慮しつつ「移動」も視野に・・・・・・。
(4)「前庭」/門から玄関までのアプローチや玄関ポーチのことです。
家の顔にもなるので雰囲気を大切に考えたい空間ですよね。
(5)「サービスヤード」/洗濯物を干したり物置を設置したりと
生活感が出る空間なので「前庭」との位置関係も
考える必要があります。
単純に5つのエリアに区分しただけでも
「敷地の間取り」が家づくりに大きな影響を及ぼすことがよく分かりますよね。
家のデザインや面積は敷地の形によりますし、
道路との関係にも左右されます。
良い条件ばかりではないかもしれませんが、
敷地と敷地の周囲環境をじっくり分析して、
広い視野でバランスを考えてデザインを施し、
敷地を有効活用できる間取りを検討していく事が大切ですよ・・・・・。
デザインの視野を広く、そして深く掘り下げるように、
アイデアの質の差で暮らしの「本質」も変わりますよ。
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