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数寄屋(すきや)の建築を考えています。
日本という風土の中で、
身近な素材でつくりあげた、
粋な「かたち」の事です・・・・・。
住まいには、
住まう人の暮らし方を映し出す鏡のように、
一人にひとつずつのオリジナルな
空間があっていいと思います。
丸太普請とか、床の間があってとか、
お茶室や料亭みたいなとか、
とにかくお金のかかる高級なものだけで
限定した考え方をするのではなくて、
ちょっと心を澄ませば見えてくる、
どこまでもすっと透けた、
数奇(ちょっと他にない)で、
好き勝手な空間、
僕はそれのイメージを「数寄屋」と呼んだりしています。
たとえば、こんな感じに・・・・・。
数寄屋のあるシーン
「五感に訴える空間性」に数寄屋らしさを感じます。
それは、肌に伝わる心地よさといえるような
「自然にとけ込む空間」。
ごろっと畳に寝ころんだときの心地よさ、
い草がほんのり薫り、
すうっとそよ風が吹き抜けます。
見ると縁側ごしに前栽があって、
カサコソと木葉が触れあう音がしてきます 。
そんな静かな木漏れ日の下を、
ときに猫が通り抜けたりもします。
ふうっと息をつくと、
かすかに湿った土壁の匂いや
天井板等の木の香りがします。
やがて、まどろみ始めたら、
襖ごしに誰かの絹ずれの音や、
急須に注ぐお湯の音が聞こえてきます。
うつらうつらと・・・・・。
あぁ、日本人だなぁと感じる空間。
表裏一体のように、
くつろぎだけではなくて、
「張りつめた審美眼」も問われます。
お茶という出会いの舞台が象徴します・・・。
「自然と対峙する空間」として。
凛と張りつめた空気に、
シューと釜鳴りは
あたかも松籟の音のごとく・・・。
能舞のように白い足袋が動き、
静かで端正な茶道具の扱いが進みます。
「一期一会」の茶のひとときに、
人柄が伝わる、機知に富む会話がなされます。
床の間では墨蹟の掛け軸や、
山から手折った野の草花で
世界が表現されてるように・・・・・。
そのような茶室全体を包むたたずまいは
普請の賜物といえます。
でも、決して前に出ることはありません。
主役を引き立てる控えめな匠の技が
生きてこその普請です。
がっちり組まれても、
なお瀟洒に見せる木組みは「大工の技 」であり
時間をかけて呼吸する侘びた土壁は「左官の技」
敷居をすべる襖は「表具師」、
冴えた細材を組み上げるのは「指物師の技」
他に引き手は「金物師」、
畳は「畳屋」、
うるしは「塗師」などなど・・・・・・・。
こんなふうに、
職人たちが紡ぐ
一枚の織物のようなものが「数寄屋の普請」。
こうして「心・技・体」が揃って
本当の数寄屋建築が生まれます。
いい数寄屋に出会ったときには
「作為なき作為」に
すべり落ちる感覚を経験するほどですよね。
これも、ひとつの美しき
日本的な姿だなと思うんです。
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