[PR] 美容整形 柏 戸建</noscript>
「教師とは,役者のようなものだ」
とある先生から教えてもらったことがあります。
確かに,「演じる」という役目をするときが多くあるように私も思います。
子どもをほめるときも,しかるときも,笑わせるときも,励ますときも。
そして,おもしろい授業をつくるときも。
無機質な言葉を届けたり,魅力ないパフォーマンスを繰り広げたりするだけでは,先生としての役目は果たせないでしょう。
そういう意味で,先生は役者のようなものとも言えると思います。
であれば,役者というお仕事は頭のてっぺんからつまさきまで,その見栄えにこだわるものです。
特に演技に力を入れるのは,「目」でしょう。
一流の役者さんの目は,演じる上でものすごい力をもっています。
これは自然と成せるものではなく,きっと相当な訓練から成せるものでしょう。
さて,先生の「目」
学級で子どもたちの前で話をするとき,あなたはどこを見て話していますか?
どんな目をして話していますか?
こんなとき,役者さんのように目にまでこだわっている人は,なかなか少ないかもしれません。
こだわったことのない先生は,きっと同じような目線の動かし方がくせになっているか,もしくは子どもから目をそらすことが多いように思います。
しかし,重要なボディランゲージの一つです。
一緒に考えてみましょう。今回は目線の動かし方について。
クラス全体を見れる目線の動かし方を身につける!
ということを心がけたいものです。
慣れないうちは,子どもたちの前で一般的な話をするときは,とりあえずクラス中を「Z」字の形に動かすとよいでしょう。
これで,クラスの子ども全体を見渡せることになり,みんなに話を届けたいという気持ちも伝わりやすくなります。
ですが,これを繰り返してばかりだと,ワンパターン化してしまい,聞く側もぎこちなくなってしまいます。
もう一つの方法は,中心から四方八方へと目線を広げる方法です。これはなかなか難しい。
まず目線をクラスの中央に置きます。ホームポジションです。
そこから中央→ななめ上→中央→真横→中央→ななめ下などとランダムに動かすのです。
「Z」の動かし方より,自然で,聞く側からしても受け入れやすいです。
そして,これらの動かし方に,ぜひもう一つ付け加えたい動きがあります。
途中で,ふわっと後ろの壁を見つめるように目線をあげる,という動きです。
これがあると,雰囲気がやわらぎます。話し手が大きく見えます。
常に聞く人を見つめ続けるのではなく,時々は視線を遠くに外すことも効果的です。
また,これらの目線の動かし方のスピードは,その話の内容によって変わります。
一般的な話をしているときは,落ち着いたゆっくりとしたスピードで。
楽しい話をしているときは,少し速く。
真剣な話をしているときは,一か所を見つめる時間を長く。
というふうに心がけるとよいでしょう。
これらの目線の動かし方は,役者さんと同じで,訓練が必要です。子どものいない教室でやってみたり,子どもを前にいろいろと試してみたりしながら,聞く側の手ごたえを感じてみましょう。
↓その他にもためになる情報がたくさんあります!