[PR] fx 初心者</noscript>
「子どもがうまく伝えるために」というテーマで紹介しています。
今回はちょっと視点を変えて,ある便利な道具について。
うまく伝える,上手に話すというときに,その文章の組み立てや声などがとても重要にはなりますが,それらに加えて,毎回指導したくなることがあります。
例えば,ある子がみんなの前に立って発表するときに,よく先生が指導するが
「ほら,前を向いて言いましょうね。」
「ノートで顔を隠さないで。声が聞こえないよ。」
「ちょっと,そのポスター動かさないで,見ずらいですから。」
という,いわゆる姿勢,立ち振る舞いに関するものです。
これも,発表の形としてはとても重要ですよね。
子どもは,なんとか口を動かすので精一杯で,そこまで意識がいかない子が多いです。
何度か練習すれば,うまくできるようにもなりますが,毎回そういうわけにはいきません。
そこで,少なくとも姿勢をしっかりと保って,みんなに顔を見せながら発表できるようにするための,便利な道具があります。
これです。使ったことありますか?
みんなの前で発表させるときは,譜面台を使う!
譜面台です。音楽で使うやつです。
さすが,指揮者や演奏者が使うように設計されているだけあって,これは優れものです。
普通は,ノートを見ながら発表するときは,ノートがフラフラしたり顔を邪魔したりします。顔とノートが近すぎて,声が出にくくなります。
ポスターやちょっとした資料を紹介しながら発表するときは黒板に貼るなどして,顔が後ろを向きがちになります。手に持てば,まあ見にくい。
そこで譜面台です。
ノートを読み上げるように発表するときは,譜面台を発表者の方に向け,そこにノートを置きます。そして,少し譜面台から下がって発表者は立ちます。
すると,とても安定するし,顔もよく見えます。机に置くよりも,適度に顔を上げて話せます。ノートが少し遠いので,自然と声も出しやすい。
また,ポスターや資料を発表するときは,譜面台を聞く側の方へ向けて,そこにポスター等を乗せます。(譜面台よりもポスター等が大きい際は,あらかじめ段ボールや画板をのせておくなどしておくと大丈夫です)
すると,これまたとても安定するし,発表者もポスターの横に立ち,後ろを見ることなく話せます。
また,譜面台は発表者の身長に合わせて高さも変えられます。
グループで発表する場合も,譜面台を取り囲むようにして発表すると,なかなか一体感があります。
なるほど,これは優れものです。
ぜひ,一教室に一台,譜面台を!
(私は,こっそり音楽室からボロを一台拝借しています)
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