[PR] フロアーコーティング カシス</noscript>
子どもたちが発表できるように,発問をとーっても簡単にすることを前回お話ししました。
これにつけくわえたい攻略法があります。
このとーっても簡単な質問が,授業をより活気づかせるように生きるための攻略法です。
この,誰にでも答えられるほどのとーっても簡単な発問も,授業の流れの中で,ポツ,ポツと,単発で出されていると,効果を上げなくなってきます。
徐々に,子どもたちにとっては,単なる退屈な発問になってしまうのです。
ひどい場合は,だれでも答えられるこの発問だけど,だれも聞いていなくて答えられない,なんてことも出てきます。
授業は流れています。
その流れを心地よいものにするのも,この発問の力なのです。
それは,簡単だとか難しいとかいう中身の問題ではなく,発問をするタイミングの問題なのです。
これが重要です!
少し速いくらいのテンポで発問をたたみかける!
という攻略法を身につけましょう。
前回と同じ場面を例にとると,
文章題「たけしさんがアメを32個もっています。それを5人の友だちに配ります。一人分は何個で,いくつあまりますか?」
発問「アメをもっているのはだれですか?」「はい!」「ゆうたくん」「たけしさんです!」
発問「アメはいくつもっていますか?」 「はい!」「しずかさん」「32個です!」
発問「何人の友だちに配りますか?」 「はい!」「ゆりかさん」「5人です!」
この発問と発問の間を,ものすごく短くすることです。
子どもが答えを言い終わるかどうかというぐらいのタイミングで次の発問を出します。
すると,とてもテンポがよくなります。
授業に勢いがつきます。
子どもたちも,集中力をとぎらせる暇もなくなります。
あまりに早すぎて,子どもたちに考える時間を与えてないんじゃないかと心配しそうになりますが,大丈夫です。
なぜなら,発問はとーっても簡単ですから。
このテンポのよい発問の出し方については,詳しく説明することが難しいです。
実際に授業の中で感じて,センスを磨くのが一番です。
子どもたちにとって,とても心地よい発問の流れというのがあります。
それは,大人から見ても少し早いくらいでちょうどいいです。※無鉄砲に早すぎるのとは違います。絶妙なタイミング,間を体得しましょう。
そして,「この問題は何算の問題ですか?」などと,発問の内容が少し難しくなってきたときには,テンポを遅らせていくといいでしょう。
発問は,その中身と,それを出すテンポで,子どもたちの発表が変わります。
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