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我が学校も三学期がスタートしました。
今年は金曜日スタートでいきなり三連休ということで,ちょっとまだ「スタートした」という感じではなく,気持ちも楽ではあります。
しかし始業式,顔をそろえた子どもたちと一緒になって,やはり私も自然とウキウキしていました。
さて,「できた人は立ちなさい」や「となりの人ができたら立ちなさい」「グループみんなができたら立ちなさい」を紹介してきました。
これらの「立ちなさい」の一番の目的は,「できたことの印になる」ということでしょうね。
がんばったから,立てる。自慢げに。
それが子どもたちはうれしいのです。
ちなみに,私が子どものころは「立ちなさい」は,逆に悪いイメージでした。
何か悪いことをしたら立たされる。それが当たり前だったように思います。
そんなときの「立ちなさい」は,非常に具合が悪いものですよね。
いやな意味で目立たされてしまうわけですから。
だから,子どもたちに何か課題を取り組ませるときも,まだできていない子が立っていて,できた子が座るという状況にはしたくないと心掛けています。
できない子が目立つのではなく,できた子が目立ったほうがいい。
そうすることで,両方の立場の子たちを思いやることになるでしょう。
そして,この「立たせる」ということのほかにも,「できたことの印」をつけてあげることはできそうですね。
肝心なのは,いずれの方法にせよ
できたことを,視覚的にとらえられるようにする!
ということでしょう。それが「印をつける」ということです。
例えば,「計算ドリル5番を解きましょう」という課題を与えたとします。
解き終わった子には,そのまま別の課題に移らせるとか,まだ終わらない子のお手伝いにいかせるという指示もよくありがちですが,それではせっかくがんばった子が,ちょっとさびしい気がします。
がんばってドリル5番を仕上げたのだから,その喜びを実感させてあげましょう。
できたことを視覚的にとらえられるようにしてあげましょう。
「できた子は,黒板に名前を書いていいですよ。」
「できた子は,黒板に好きなキャラクターを一つ書いていいですよ。」
「できた子は,ドリル5番に一番上に,★印を一つつけましょう。」
「できた子は,『ドリルがんばりカード』を1マスぬりましょう。」
「できた子は,自分のランドセル棚の上に,ノートを立てて置きましょう」
いろんな方法が考えられると思います。
できたら,一つ目に見えて変化が起きる。
そうして子どもは「できたぞ。やった。」の実感を,より感じやすくなるのです。
ドリル5番という小さな課題かもしれませんが,そういった実感を積み重ねている子は,なかなかな努力家になれると期待できます。
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