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昨日,町学校職員バドミントン大会がありました。
うちの学校はスポーツ大好きな先生が多く,見事に優勝しました。
みんなで相当練習しましたから,めっちゃうれしいです。今日は二日酔い(笑)
さて,
誰がしたから分からない事件がクラスで起きてしまった。
そのときどうするかについてです。
例えば「とおるくんが図工で作った紙粘土の作品に傷が入れられてる!」という悲しい事件が起きたとしましょう。
想像するだけで心が痛くなります。
誰がやったのか明らかにしたい。そして厳しく叱り,涙が止まらないとおるくんに謝らせたい。
その気持ちが強くなりますが,誰がやったかはなかなか突き止められないものです。
前に言ったとおり「犯人探し」はしたくありません。クラス全体のためにも。
それはせずに,当事者を指導したい。
前回は「透明人間をしたてあげる」という攻略法をお知らせしましたが,今回はこうしてみましょう。
一種の発想の転換です。
クラスに起きたこんな悲しい事件さえも,子どものたちの成長の糧にできるのではないでしょうか。
起きた事件とそっくりの設定で資料をつくり,道徳の授業にする!
教師の腕の見せ所です。
今回起きた事件をそのまま道徳の教材にして,子どもたちに授業するのです。
あるお話資料をつくります。
「ある日,4年C組で悲しい事件が起きました。さとるくんの大事にしていたランドセルに,傷が入れられていたのです。それを見て,クラスの友だちは・・・」
個人名やクラス名などは変えて,事件の内容もそっくりなものに置き換えて,今回の事件を再現します。
そして,そのお話の中で・・・
・絶対に許されない,やっていはいけない事件だということを訴える
・さとるくんはとても悲しんでいるということを表現する
・クラスメイトはみんなさとるくんの味方であるということを強調する
・先生は本気で怒っているということを示す
・当事者も,今は心が痛んでおり,さびしい気持ちになっていることに目を向けさせる
話の展開としては,最後に当事者が反省して正直に謝るという形にしてもいいし,事件が起きたという所まででお話をやめて,その後どうするべきかを授業の中で話し合う形にしてもいいでしょう。
45分間をかけて,ジワジワと子どもたちの心に迫ります。
自分たちに関係のあるリアルな話題に,子どもたちも先生も真剣になるでしょう。
忘れたはならないのは,当事者に反省させることもそうですが,やられたとおるくんの心のケアを忘れないことです。
お話の中では「・クラスメイトはみんなさとるくんの味方であるということを強調する」という点をしっかりと授業し,その道徳の授業のおかげで,とおるくんが立ち直れることをめざしたいものです。
もう一つ。
ひょっとしたら,その授業を進める中で,子どもたちの表情や目線から,事件を起こした当事者が分かることがあるかもしれません。
そのときは,授業の最後に,「今回の事件をした人,深く反省しているのなら,いつでも構いません。先生に言いにいらっしゃい。先生は待っています。」
と,意味ありげにその子に伝えてましょう。
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