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学校では,全校でなわとび運動を盛んに進めています。
1年生の男の子で,今までになわとびカードを1マスも進んだことがない子がいました。
手と足がなかなか連動して動かなくて,苦手にしていました。
それでもお兄ちゃんお姉ちゃんたちが上達していく姿に憧れて,がんばってがんばって… 今日初めて1マス進みました。
抜けた前歯でニッと笑って,めっちゃくちゃうれしそうでした。
さて
子どもの名前の呼び方についての記事を読んだことがあります。
「子どもの人権を尊重し,必ず『くん』『さん』をつけた呼び方を」
というものでした。
「人権」から考える。説得力のあるものでした。
こういった考え方も十分参考にしていくべきものだと思います。
しかし,これも一つの見方・考え方です。
前回も述べましたが,先生が子どもをどんな呼び方をするにしろ,自分なりの信念をもって呼ぶことが大事なんだと思います。
そして,クラス内で呼び方に差をつけないこと。
ここを守っていきたいものです。
さらに,こういった先生側の思いが大事であると同時に,忘れてはいけないことがあります。
もちろん,名前を呼ばれる子どもの気持ちです。
だから,
その呼ばれ方でいいのか,必ず子どもに聞いてみる!
ということをしたいものです。
一方的に呼ばれ続ける名前も,その子にとっては(少なくともそのクラス内では)一年間ずっと呼ばれるわけです。
当り前のようなものになっていたとしても,やはり大事なことだと思います。
これに関しては,先生がその子を呼ぶ呼び方だけでなく,クラス内の友だちが呼ぶ呼び方についても確認するべきです。
以前,私が受け持っていたクラスに,友だちがつけたニックネームで「先輩」と呼ばれている男の子がいました。それも以前の学年から長い間。
友だちに理由を聞くと「体が大きいから」
確かにその子はクラス内では人一倍体が大きかったですが,その子に「それでいいの?」と聞いてみたところ「う・・・ん,実はちょっと・・・」
それまで,何の悪気もなく当り前に呼んでいた友だちもみんな「え,そうだったの?じゃあやめよう」となりました。
こういったこともあるのです。
「先生は,みんなのことを『 ~ 』というふうに呼ぼうと思います。それは『 ~ 』という気持ちからがあるからです。みなさん,よろしいですか?もし,そういう呼ばれ方が苦手だなという人は,いつでも先生に言いに来てくださいね。」
「みなさん。今,クラスの友だちがあなたの名前を呼ぶ呼び方がありますよね。その呼び方,実は変えてほしいという人はいませんか?そういうことがあってもちっともおかしいことではないですよ。名前の呼ばれ方って大事ですからね。もしそういうことがある人は,いつでも先生に言いに来てくださいね。」
学年の始めの時期や,クラスの仲が打ち解けてきた頃など,頃合いを見て聞いてあげるといいでしょう。
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