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3月末の送別シーズン。
4月頭の歓迎シーズン。
その対象となっている先生はたくさんのあいさつをすることになりますね。
例えば送別に当たっては。
・学級の子どもたちとのお別れに際してのあいさつ
・校内送別会でのあいさつ
・PTA送別会でのあいさつ
・辞任式でのあいさつ
・見送りでのあいさつ ・・・・
これに,家庭教育学級やおやじの会,仲間うちでの送別会などもあれば,相当な回数になります。
もちろん,見送ってくださる方々のご厚意ですので,ありがたいかぎりです。
でも,あいさつは簡単ではありません。
何回も同じあいさつをしているようでは,味気がありません。
これら毎回の送別会において,集まってくださった方々の印象に残るあいさつをして,できるかぎりの感謝の気持ちを届けたいものです。
では,どんなあいさつができるでしょうか。
大きな話ではなく,小さな話であいさつをする!
何回もある送別・歓迎のあいさつは,このほうがいいかと感じます。
「大きな話」「小さな話」というのは,分かりづらいですが,こういうことです。
▲「大きな話」の送別のあいさつ
…5年間という長い間,忘れられないすてきな思い出がいっぱいできました。A小学校の子どもは,みんなキラキラ輝いています。こんな子たちとすごすことができて,私は本当に幸せで…
◎「小さな話」の送別のあいさつ
…最後の荷物の整理をしていると,3年前に受け持った2年生の女の子がくれた絵がでてきました。遠足で一緒に,よつばのクローバーを探した絵でした。私自身,学級経営にとても悩んでいた時期で…
「大きな話」にも,気持ちがこもっていて,本人からしても聞く側からしても「まさしくそのとおり」というあいさつではあるのですが,実は,長年過ごした先生ならだれでも言えそうなあいさつになってしまいます。
思い出のすべてを語りたいという気持ちは分かるのですが,ここは,送別してくださる,聞いてくださる方々を思い,あいさつも一工夫したいところです。
そこで「小さな話」です。
これは,その先生本人にしかできない話です。
まるで,聞いてる人もその場面がリアルに想像できるような,小さな話だといいですね。
場面は小さいですが,そこには送別される先生の気持ちが深くこもっている,そのことが伝わります。
そして何より,何回も機会がある送別のあいさつの,各回で違うあいさつができるようになります。
私も今回の異動を経て学びました。
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