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新しい学校に赴任してすぐに,少し年上っぽい男性の先生に声をかけられました。
「先生,ゴルフはしませんか?」
教員間でゴルフが盛んな学校もあるらしいのですが,ここの先生方もしているようです。
こんなふうに,職場内ではいろいろな人たちが仲間を増やそうと,新しく赴任してきた先生に声をかけてきてくれるものです。
「県美術協会ってあるんだけど…」
「ミニバスケットボール少年団の指導者を探してて…」
こうして声をかけてもらうと,好意を感じてうれしくも感じますが,その内容によっては
(ちょっと苦手なんだよな…)
(お金がかかりそうだな…)
(そんな時間はとれないな…)
と,お断りしたくなるものもありますよね。
私の今回の場合もそうでした。ゴルフは好きじゃありません。(スポーツは何でも大好きなのですが,以前にしたゴルフが,私にはおもしろく感じられませんでした…)
そこで「ごめんなさい。ちょっと…」と,困った顔して断ることになるのですが,それではお互いに,いやな感じが残ってしまうのです。
これから同じ職場の仲間として仲を深めていきたいところなのに。
そこで,私は今回とっさにこんな返しをしました。
苦手なことを誘われたら,こちらの得意なことに誘いこもうとする!
ということです。
「先生,ゴルフはしませんか?」
「ゴルフですか。先生お上手なんですか?ぼくは,あまりしませんね~ あぁ,先生,こちらはバレーボールは盛んですか?」
「バレー?」
「はい,ぼく大好きなんですよ。どこかで練習できるところないかなーって。先生もやりませんか?」
「あぁ…あははは,バレーねぇ」
ゴルフ好きな先生には,バレーはあまり興味ないらしく,(こいつをゴルフに誘ってもだめだな)って,思ったのではないでしょうか。
会話の上手を,逆にとっちゃったような感じです。
断る心苦しさではなく,断れる残念さを,こちら側にもってくることができました。
「つれない,おもしろくない奴」というさびしい印象は与えたくないので,そのほうがいいように感じます。
もちろん,バレーを断られても,もともとあまりそういう気ではないので構いません。
これも人付き合いを良好に保つための一種の社会性でしょうか。
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