小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

家庭訪問で相談を受けたら

2010-04-25 18:59:35 | 保護者への攻略法
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昨日のアクセス数が初めて500を超えました。(驚)

「保護者への攻略法」 悩みながらがんばっている先生がいっぱいいます!

さて

家庭訪問で子どもを同席させるということを,「必ず」という形で実施している学校もあるのでしょうか?

いわゆる三者面談のような形になりますよね。

私が今まで経験したところでは,特にきまりもなく,各家庭にお任せしていました。

すると,大半の家庭では子どもも一緒にお話をしますが,時折,子どもがまったく顔を見せないところもありました。

お母さん「ちょっと!ゆうか!早く下りて来なさい!」

先生「あはは… 恥ずかしいのかな?」

お母さん「すいませんねぇ!ゆうか!先生もういらしてるのよ!」

先生「…まぁ,かまいませんよ。お母さん。」

お母さん「ほんっとにもう!ちょっと,呼んできますので,待っててもらっていいですか。すみません!」

先生「あっ,いいんですよ!いなくても…」

・・・時間がもったいない(笑)

とても限られたわずかな時間しかないのに,出だしの5分を使ってしまいます。

子どもが同席するかどうか,学校でも,おうちでも,事前にはっきりさせておくべきですねぇ

なんてことも思い出しました。

さてさて,本題。

家庭訪問の攻略法の続き。

相談されたことには,即時にリアクションをみせる!

ということを心がけましょう。

30件の家庭訪問があれば,先生にとってはその家庭は30分の1でしかありませんが,家庭側としては,先生と直接話ができる貴重な一場面です。

そこで語られる相談ごとはきっと切実です。

各家庭で相談を受けても,先生としては(家庭訪問の全部が終わってから,できることからやっていくか…)

なんて心持ちになりそうですが,それでは頼りないです。

ここは,がんばって,即時にリアクションをみせることです。

相談1「黒板が見えづらいと言っているのですが・・・」

次の日「席を2つ前にすると見えるということでしたので,早速移動しました!」

相談2「学級PTAは金曜日にしていただけると助かるのですが…」

その日の貴校後「さっそく校長に相談したところ,とりあえず今年度までは計画した日程でさせていただき,来年度からは積極的に考慮していきたいということでした!」

相談3「あの子,本当に落ち着きがなくて…」

次の日「今日は,3校時の国語の時間は,今まで以上に集中して取り組めていましたよ!たくさんほめてあげました!少しずつ変化が見られていくといいですね!」

このように「解決しました!」でも「検討しています!」でも「子どもの様子の報告!」でも,どんなリアクションでも,すぐに返してあげましょう。

保護者の方は,とてもうれしく思ってくれるでしょうし,先生を頼もしく感じてくれることでしょう。

もちろん先生としては大変だと感じると思いますが,意外と,こうしてすぐに取り組んでしまう方が,時間もとらずに,しかも確実にできてしまうものです。

逆に,あとに回してしまうと,先生の記憶もあいまいになり,手間取ってしまうようになります。

ひどいときは,先生が忘れちゃって,保護者の方は「家庭訪問で相談したこと,どうなってるのかしら・・・」と,不信感がつのってしまいます。

だから,この家庭訪問期間というのは,先生にとっては「リアクション期間」だととらえ,即時に行動をとるように心がけましょう。

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