小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

先生,今なんて言った!?

2010-05-06 18:44:51 | 学級生活の攻略法
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重要な話がある。子どもたち全員を先生の方に注目させたい。

コツは「先生が子どもたちを注目させる」ではなく,「子どもたちが先生に注目したくなる(せざるをえなくなる)」という状況をつくることです。

一年生の小さな子たちには,単純な「指数字」も,注目したくなるモノです。

しかし,なんでも繰り返してるうちにマンネリ化してくるもの。

マンネリ化したら,通用しなくなる。

そうなった時の子どもたちの反応というのは,まぁ冷やかですよね。

先生,「せーの!」で,高々と指数字をかかげても,もう喰いついてきません。(笑)

さびしいですが,「しっかり見なさい!」なんて的外れなことは言えません。

何より的確なフィードバックだととらえて,次の手を探さなければ。

さあ,こんなのはどうでしょう。

口文字で注目させる!

口文字って?(私の勝手な造語ですみません)

先生は,ある一言を発音する口の形だけつくって,言葉は発しません。

例えば,『あ行』でいうと,歯を食いしばるように,口を横に広げたら「い」ですね。

先生「『あ行』です。せーの!(口をとがらせる)」

→子どもたち「(一緒になって口をとがらせながら)・・・・う!!う!!」

先生「次は?せーの!(口を大きく丸く開ける)」

→子どもたち「(一緒になって口を開けながら)・・・・あ!!あ!!」

繰り返しているうちに,よそ見してた子も,おしゃべりしてた子も,もう先生に注目しますね。

簡単なクイズに,正解したいから。

バリエーションとしては,

→『か行』『さ行』などを変える →二文字にする →三文字にする →ものの名前にする ・・・・

いろいろとできそうです。

フラッシュカードで子どもたちを注目,集中させる要領と同じで,いちいちカードを準備できないときでも,パッとできるお手軽な方法です。

繰り返しやって,子どもたち全員が注目できていることが確認できたら「先生を注目している人,えらい!姿勢を正しましょう。大事な話をします。…」

と,自然な流れで本題に入るといいですね。

今度,全校朝会なんかでもやってみようかな…

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