毎日の提出物については,先生が年度初めに指示を出し,習慣化されていくものです。
「必ずプリントはこの箱に入れなさい」
「宿題のノートは開いて,こちら向きに出しなさい」
すると,子どもたちは言われなくてもできるようになるものです。
朝,先生が教室に入ると,
「おぉ,きれいに提出物が並んでいるね!みんなきちんとできるようになったじゃないか!」
気持ちがいいものです。
しかし,もし何らかのお金を集めるということになったら,これは要注意です。
他のプリントや宿題と同じ要領で提出させると危険です。
お金だけは,直接先生に手渡すことを徹底!
これは必須です。
「提出したと言う子の数と,封筒の数が合わない」
「提出したというのに見当たらない」
などのトラブルは本当に厄介です。
一旦行方が分からなくなってしまったお金は,もうどうしようもありません。
子どもを追及しても無駄です。
子どもにそこまでの管理能力を期待できません。
それにこんなご時世です。
お金の管理ができなかったということは,先生にとって,クラスにとって,学校にとって大きな問題となります。
だから,お金だけは,絶対に直接先生と手渡しで提出させ,「いつ,だれが,いくら出した」と,はっきりと記録を残すことですね。
「お金をもってきたときは,先生の机に出さず,朝の会で集めますから,そのときまでしっかり持っておきなさい。」と,前の日に言っておくといいでしょうね。
※今では,学校に現金を置かないようにするために,こういったお金の提出をさせないところも増えてきていますね。