小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

高学年の子を一発で注目させる

2010-05-08 07:09:59 | 学級生活の攻略法
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ガヤガヤしている低学年の子を一発で注目させる「指数字」「口文字」

1年生はちょうど「てんてんがつくことば」を今勉強していますので,「『がぎぐげご』のどーれだ?」で,先生が口をとがらせてみせると,

子ども「・・・『ぐ』だ!」

先生「『く』じゃないの?」

子ども「ちがうよ!てんてんがつくから『ぐ』だよ!」

などと,おもしろいです。

さあ,学年を上げて高学年。

さすがに単純な「指数字」「口文字」では注目させられないでしょう。

というより,基本的には高学年ともなれば「顔を上げなさい」「注目」などという先生の指示で,サッと全員が話を聞けるように,普段から指導しておくことが一番なのでしょう。

それも可能なのが高学年です。

でも,中にはそれも難しい子もいます。

そんな子たちをサッと注目させて,「えらい」とほめるところから,聞く姿勢を養っていきたいですね。

そのためには,やはり工夫が必要です。

低学年の「指数字」「口文字」を,高学年向けにアレンジしてみる!

まずは「指数字」低学年では,掲げた指の数3本を「3!」などと答えるだけでしたが…

→「10からひいたら?」(3本あげたら「7!」)

→「2回かけて!」(4本あげたら「16!」)

→「3回たして!」「2本あげたら「6!」」

→「○月を英語で!」(1本あげたら「January!」)

うーん,まだありそう。

次に「口文字」低学年では,口の形に合わせて「あ!」などと答えるだけでしたが…

→「これから始まる言葉!『あ行』」(口を『い』の形にしたら『イルカ!』)

→「これから始まる国!『さ行』」(口を『す』の形にしたら『スイス!』)

→「歴史上の人物!」(口の形でフルネームを示す。『坂本竜馬!』)

こちらも,考えればいろいろとできそうです。

高学年の場合,最近の授業で学んだことを取り入れて,これに応用していくと,ちょうど復習になり,子どもたちも関心が高くなりそうですね。

注目させたい場面で使うこともできますし,授業の導入段階で集中力を高めたり,クラスのテンションを高めたりしたいときにも使えそうです。

フラッシュカードよりも手軽で,毎回アレンジして違う形でできます。

しかも,フラッシュカードよりも,よーーく先生を見ていないと,分からなくなります。

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