小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

連休明けのフニャフニャ感

2010-05-09 10:18:13 | 学級生活の攻略法
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ゴールデンウィーク後の6日(木)・7日(金)

先生も子どもも,多くが「連休ボケ」したような顔で過ごしていたでしょう。

私のクラスの子たちも,朝教室に入ってくる時の顔が,ポケーっとしていて,半分口が開いている子もいました。

いつもはしている「おはようございます!」のあいさつすら忘れてしまっています。

特に1年生なので,気持ちはよく分かりますね。

小さい子にとっては5日間というのは,ものすごく長い時間でしょう。

そのときの過ごし方が,すっかり体に溶け込んでしまうのですよね。

その日の帰りの会になって,「あ,先生,連絡帳がランドセルに入ってたぁ」って子も何人か(笑)

そんな子たちに向かって

「いつまでお休み気分でいるんですか!!しっかりしないと!」

「もう新しいスタートです!ボヤッとしているとみんなから遅れちゃうよ!」

なんて,テンションのズレた厳しい言葉をかける気分にはなれないし,かけても伝わらないような感じがします。

だからといって,いつまでもそんな子たちに同調しているわけにもいきませんね。

確かに学校はこれからが本格的に進みだします。

連休明けの学級経営で心がけること。

連休明け,まずは一事徹底!

これを教師も心がけ,子どもたちにも必ず実践させることから始めましょう。

いきなり学級のあれもこれも全てをバッチリさせようとするのは難しい。

まずは「一事」

連休明けの初日から,子どもたちにズバッと伝えましょう。

「一人一役,今週は絶対に忘れずにやります。」

「ランドセル棚,今週は今までよりもきれいに並べなさい」

「話を聴く姿勢をつくりましょう。絶対に手遊びをしてはいけません。」

「プリントは向きを必ずそろえて出します。」

そして,約束したその一事だけは,必ず子どもたちにも実践を継続させ,先生も厳しくみます。

一事だけですので,真剣に先生が伝えて,できたときにきちんとほめてあげれば,子どもたちも継続してすることは難しいことではありません。

そして,その一事に気持ちを集中させ,取り組むことが,いつもの学級生活に戻っていくことにつながるでしょう。

やっていることは一事にすぎませんが,それが周りのいろいろなことに波及していくものです。

プリントをそろえて提出しようと気をつける子は,授業中の机上をきれいにしようとすることにも,気が付くようになるでしょう。

何より,学級で過ごす際の,意識が変わります。

「もうお休みの日じゃない。学校が始まってるんだ」という意識をもたせることがねらいです。

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