小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

帰りの会の「会順」が多すぎる!

2010-05-25 18:12:04 | 学級生活の攻略法

一日の活動を終えての「帰りの会」

正直言って,先生にとってはかなりホッとする時間帯。

一日を乗り越え(もちろん放課後も仕事はあるが),子どもたちを帰すと,やはり満足感があります。

子どもたちにとってはどうでしょうか。

これは,様々かもしれませんね。

「やったー!家に帰れる!今日は何して遊ぼうかな!」も多いでしょうし,

「今日は学校楽しかったなー 明日の時間割は何かな」もいるでしょう。

「はぁ疲れた。早く寝たい」もいるかもしれませんね。

帰りの会にのぞむ子たちには,色々な気持ちがまざっていそうです。

ところで,ときに,帰りの会がとっても長いクラスがあります。

会順が超盛りだくさんなのです。

「黙想」「今日のピカリ賞」「係からの連絡」「めあての反省」「今日のことわざ」「先生からの連絡」「帰りの歌」「クラス握手リレー」・・・

先生が,学級経営上良かれと思って企画していることですが,あまりに長すぎる。

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基本的に

帰りの会は最小限に短くする!

のがいいと思います。

理由1.一日の終りでみんな疲れている。そんなに集中力は残ってない。

理由2.放課後の時間は先生にとっても子どもにとっても貴重。奪ってはいけない。

理由3.会順が多いほど,日直や個々の仕事が多くなる。

理由4.マンネリ化してくる

といったところでしょうか。

特に理由1・理由2あたりが決定的です。

私の経験からしても,必要事項のみ凝縮して集中して,短時間にサッと帰りの会を済ませられる学級ほど,知的で,うまくいっているような印象があります。

どうしても帰り際に,子どもたちをほめる場面をつくりたい,クラスがまとまる瞬間をつくりたい,子どもたちに笑顔をつくりたい,という思いがあれば,何か一つ,時間をかけずに,頭を使わずにできるものを採用するといいでしょう。

あとは,できるだけ効率的にしたいものです。

基本,子どもは早く帰す!