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また低学年ネタになってしまって申し訳ありません。
低学年独特のツール「連絡帳」
おうちの保護者との毎日のやりとりをしている低学年の先生は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
この「れんらくちょう」とうい言葉の響きに,なんとも言えない,懐かしいような,「古きよき」的な感覚を覚えるのは私だけでしょうか。
高学年担任が多かったころ,低学年の先生方が毎日必死に連絡帳を読んで,書いている姿を見て,正直,「あれって今でもやってるんだ…」「やっぱり必要なの?」なんて思っていました。
今年,我が身がその連絡帳とにらめっこしています。
以前,このブログへのコメントで,貴重なご意見をいただきました。
「保護者のコメントへの返答が『分かりました』のみ。お忙しいのは分かりますが…」
それはさびしいですよね。
連絡帳というのが,いかに小さい子たちをもつ保護者の方々にとっては重要なものであるかを,私も気付かされたような気がします。
毎日クラス人数分見て,どうしてもマンネリとしてしまいそうな作業ですが,やはり,連絡帳についても,先生は高い意識をもっておくべきです。
気をつけなければならないことがいくつかあると思います。
まず
朝のうちにすべてに目を通せるようにするためのシステムをつくる!
これは,当り前でしょうね。
だって,朝からその日一日の,その子の学校生活がスタートするのです。
例えば連絡帳に「席替えをして,一番後ろになってしまって,黒板が見えないと言っています。対処していただけないでしょうか。」と書いてあったとします。
その連絡帳を昼休みにチェックしてしまった場合,その子は1時間目から4時間目まで黒板が見えない状態で授業を受けることになりますよね。
保護者の方がわざわざ連絡してくださることというのは,緊急に対応しなくてはいけないものも多いです。
だから,忙しくても,時間がなくても,なんとか朝のうちにすべてに目を通したい。
「朝は無理だ」という先生も,朝に見られるようなシステムをつくるべきです。
・先生が連絡帳を見ている間は,子どもたちは先生の机に来ない約束をする
・朝の活動を,自分たちで進められるようなシステムをつくる
・朝の会の中で,「連絡帳にコメントを書いてきた子」を立たせ,その場で内容を確認する。
などでしょうか。
私は,始業前に早めにクラスに入り,子どもが提出した連絡帳をその場ですぐに見ています。
低学年担任ならではの忙しさですが,いつも保護者とつながっていられるという貴重なツールです。
朝のうちに,しっかりと目を通しましょう。
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