前回の記事へのコメントで,大学生の方から「いつも見てます。今後もよろしくお願いします。」と励ましの言葉をいただきました。
こんなブログですが,少しでも役に立てているとは,本当にうれしいです。
ありがとうございます。
更新,がんばります!(3連休,ちょっとさぼってしまいました (^。^)
さて,
秋を向かえ,運動会をはじめ,学校もいろんな行事が進められるシーズンです。
学習発表会・読書まつり・秋の一日遠足 …
どの行事にもいろいろな工夫がされていて,それにのぞむ学級の子どもたちには,この機会にいい体験をしてほしいと願います。
(余談ですが,最近では授業時数の確保の面から,こういった行事を精選・削減しようという動きも多いようですね。)
こういった大きな行事にのぞむ,新しい何かにチャレンジするような際には,その心構えについて,子どもたちに話をしたいですね。
ただ「学習発表会だよ!クラスみんなでがんばるぞー!!!」
だけでは,気合いは入るのかもしれませんが,ちょっとものたりません。
これも先輩からのパクりですが,私が気に入っていて,いつも話するのは
大きな行事にのぞむときは「こころ・からだ・もの」の3つの準備をする!
ということです。
例えば,秋の一日遠足にのぞむ場合
○こころ…「友だちと仲を深めよう」「秋の自然を楽しもう」「ワクワク」という気持ちをもって
○からだ…「当日かぜをひかないように今のうちから体調管理」「行った先でけがをしないように気をつけること」を考えて
○もの…「遠足の準備はいっぱいある。リュック・運動靴・敷物・おやつ… 」早めに確実に準備しよう
という感じです。
行事にのぞむ子どもたちへの言葉かけが,より具体的で,より頼りある言葉になりますね。
この「3つの準備」は,自然とどのイベントにもあてはまるから便利です。
体育系のものでも,文化系のものでもOKです。
繰り返し言っていると,クラスでも合言葉のようになり,子どもたちは自然といつも「3つの準備」を意識するようになります。
もう一つ。
この「3つの準備」は,子どもに限らず,先生にも当てはまります。
遠足の場合もそうです。
○こころ…子どもたちにどんな思いでをつくらせたいかな?今回の目標とするところは?
○からだ…体調を崩している子はいないかな?事故が起こりやすい場所は?
○もの…拡声器・救急箱… それに行き先の公園にも事前承諾を。
先生も「3つの準備」を意識していると,ある程度ぬかりなく準備を進めることができます。
実は行事に関わらず,明日の1時間目の授業についても,言えることなんですね。
先生の中でも「合言葉」として持っていてもよさそうですね。