自分ちをきれいにする先生は,学校での掃除に熱心なのでしょうか?
自分ちが散らかっている先生は,学校でも掃除にあまり熱心じゃないのでしょうか?
なんてふと考えてみると…
もしそうなら,担任の先生のクラスをのぞけば,その先生のおうちも想像できる?
いやいや,それは分かりませんね。
いぜんに,「給食指導の進め方は,その先生の生い立ちや育ちにも関係してくるのでは」という記事を紹介したことがありますが,ひょっとしたら掃除もそうかもしれませんね。
さて,
大勢の子どもたちが生活する教室。
もちろんいろんなもの散らかります。
いろんな汚れがつきます。
教室をきれいに保つために,毎日掃除をするのですが,掃除をする以前に,「散らかさない・汚さない」という生活の仕方も教えたいところですね。
そこで,「教室の床に落としたくないもの」ランキング1位の発表です。
先生をしたことのある人なら,経験から必ず知っています。
ごはんつぶは,教室の床に落とさない!落としてもすぐとる!
(細かいこと言うなぁ…)
って,ため息が聞こえてきそうですが(笑)
これは,本当に重要です!
なぜなら,ごはんつぶの汚れって,なかなか取れないからです。
ごはんつぶの悲劇は,
1 知らずのうちに,給食のごはんつぶを,子どもが床に落とす。
2 周りの子が踏んで,びちゃーっと広がり,床にへばりつく。
3 そこのべたべたに,他のいろんな汚れが混じって黒くなる。
4 乾燥して,おなじみの床の模様と化す。
というサイクルがあります。
だから,教室によっては,このごはんの黒い汚れだらけの床になってしまっている教室もあります。
うぇ~って感じです…
このごはんつぶの汚れに掃除時間になって気づいても,乾燥してへばりついててしまったら,なかなかとれません!(床材にもよりますが)
水をたっぷりとかけて,しばらくおいて浮かせてから,たわしなどでこする。
ここまでしないととれません。
ふだんの短い時間の掃除では難しいです。
だから,普段から子どもたちにはしっかり言い聴かせます。
「ごはんつぶは,床に落としたらダメだよ!!」
「もし落としても,すぐに自分で全部拾うこと!!」
給食当番の「ごはん係」さんには,全部つぎ終わったあとに,必ず床をチェックするように言っておくといいでしょうね。
低学年のうちは,ごちそうさまする前に,自分の机の周りをよく見るよう習慣づけておくのもよいでしょう。
私がきれい好きだからでしょうか?
こんな攻略法も頭に浮かびます(笑)