私たち,学校の先生は転勤がありますので,多くの仕事仲間ができます。
ほんの1年しか一緒に仕事をしない先生もいれば,転勤した後,何年間もずっと親しくする先生もいます。
定年するまでに,何人の先生と職場を同じにするのでしょうか…
まだまだ経験の浅い私でさえ,これまででご一緒させていただいた先生の数をかぞえてみると,かなりな数になりそうです。
(ちょっと,大変そうなので数えていませんが!)
時折,以前一緒だった先生と偶然の再会をすることもあります。
「おぉ~!先生,久しぶり!」
「わぁ~,久しぶりですねぇ!元気でしたか!」
うれしいものですね。
もうそれぞれ別の学校にいて,それぞれに忙しい毎日を送っている中で,少しだけ気持ちがホッとする感じです。
そこで,話題になることといったら…
「今,ABC小学校だったよね。」
「そうですよ。もう3年目になりますねぇ。」
「もう3年か~ 早いなぁ。学校はどう?」
「うーん,忙しいですよ。子どもたちも元気で… 先生のとこは?」
「そうねぇ 忙しいねぇ」
お互いの学校のことを知りたいものですよね。
こんな場面で
自分の学校の「今」を伝えるネタをいつも1つは持っておく!
といいでしょうね。
親しい仲間との会話であれば,かしこまって学校を紹介する必要はないかもしれませんが,親しい仲間との再会だけでなく,
・地区の研究会での自己紹介
・出張先での学校紹介
・目上,年配の方とのとっさの面会
・地域,保護者の方との会合でのあいさつや話題
こんな場面で,自分の勤める学校について,サッと話せるといいですよね。
相手も感心してくれそうです。
単に「子どもが元気」「毎日忙しい」という先生の当たり前のフレーズだけでなく,その学校の今の特徴をパッと伝えられるといいでしょう。
「1月の研究公開に向けて,みんなで準備を進めているところです。」
「運動会では郷土芸能を披露したんです。好評でしたよ。」
「もうすぐ持久走大会だから,先生たちも子どもたちに付き合わされて走ってますよ。」
「うちの学校は校内に池があって,めだかややごがいっぱいなんです。子どもたちも喜んでますよ。」
簡単な,短い紹介でいいと思います。
自分の職場の特徴を,いつでも紹介できるように準備しておくことは,一社会人のマナーとも言えるかもしれませんね。