小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

そろそろ2学期のお楽しみ会を計画しようか!

2010-11-23 09:20:36 | 学級生活の攻略法

学期末や年度末,どのクラスでもよく「お楽しみ会」が行われますね。

子どもたちは超テンションが上がります。

今年も,12月が見えてきて,そろそろ「2学期のお楽しみ会をしようか」と,担任の先生や,気が早い子どもが口にする時期ですね。

ドッジボール・映画鑑賞・クイズ大会・いすとりゲーム・おやつパーティー ・・・

学年段階に応じて,事前に学級会で,どんなお楽しみ会にするか話し合って,子どもたちに主体的な運営をさせようと努めたりもします。

私もお楽しみ会が大好きです。

学校生活においても,それくらいリラックスした時間があっていいと思うし,クラスの思い出づくりに,とてもいい機会だと思います。

そこで。

このお楽しみ会をするなら,「単なるパーティー」にしたくないというのが,欲張りな私の思いです。

というより,子どもたちが大好きで,エネルギーにあふれるこのイベントを,「単なるパーティー」にするのは,もったいない。

お楽しみ会は,「○○の目標が達成できたら」という条件達成型で実行する!

というハードルを子どもたちに課すようにします。

単なる恒例イベントのように「夏休みに入る前に」とか「クリスマスに」とか「学年が上がる前に」というお楽しみ会では,(もちろんそれでも楽しいこともあるが)その会に込める参加者の意識はイマイチ上がりません。

「やったー!」と喜ぶ気持ちはあったとしても,その想いは向いている方向がそろっていないことがあります。

単に「おやつの時間」を楽しみにしているだけの子。

授業がないことに「ラッキー」と思っているだけの子。

2学期が終わることに充実した気持ちに慣れている子。

クラスの中にも,いろいろな思いで参加している子たちがいるでしょう。

そんなとき、せっかくのお楽しみ会なのに,どうもまとまりがなかったりします。

また,普段しないことだから,小さなトラブルがおきてしまったりも。

そうではなく、せっかくのイベントに大きな意味を込めるのです。

「なわとびカードで,クラス全員が2級をクリアしたら,」

「朝のボランティアを、今日から二学期が終わるまで全員が続けられたら、」

「クラス作文リレーで、原稿用紙が100枚になったら、」

その目標が達成できたら「お祝いに、お楽しみ会をしよう」とするのだ。

これで,クラスはさらに団結します。

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大好きなお楽しみ会のために,目標達成に向かってみんなでがんばろうとしますね

すると,学期や学年の終盤に,とても充実した学級経営ができるようになります。

そして何より,そのお楽しみ会自体が,中身のある,子どもたちの想いもそろったイベントとなるのです。

もし,子どもたち全員がよくがんばって,設定された目標をクリアしたのちに行われるパーティーであれば,そのパーティーは思い切りはじけた,贅沢なパーティーにしてあげたいものです。

※ここでクラスの目標として設定することは、ぜひお楽しみ会はさせてあげたいので,「誰かにとってはとても困難」なものではなく,「クラスみんなでがんばれば十分に達成可能」なものにするといいですね。