黒鉄重工

プラモ製作、旅行記執筆をやっています
同人誌通販始めましたhttps://603kurogane.booth.pm/

2011/02/19 帰省するついでに御殿場線と新金谷に行ってきた

2011-02-20 22:15:51 | 鉄道撮影記

学校も終わって、田舎に帰省しました。
実は、部活の先輩が大井川鐵道の新金谷に用があって、それが帰省する時期と近かったものですから、同行することに。
新金谷に行く時点で寄り道ですが、それ以外にも行ってみたいところがあったので、この機会に寄ってみることにしました。

で、やってきたのが朝の御殿場線谷峨駅。ちなみに先輩は、いません。



ここで行われるのが、新宿~沼津を走る特急「あさぎり」同士の交換。つまり、「あさぎり」の車両がここで並ぶわけです。
一度は撮ってみたいシチュで、機会をうかがっていましたが、やっと今回行くことに。
まずは、沼津行きの列車が入線。車両は小田急のロマンスカー20000形です。「あさぎり」は小田急とJR東海が相互直通運転をしているので、JRの路線の小田急の車両が走ります。



沼津行きがホームに停車してしばらくすると、新宿行きの「あさぎり」が通過します。
本来なら「あさぎり」は20000形とJRの371系の2形式によって運行されていますが、現在371系は名古屋の工場に入場しているので20000形が代走しています。
正直、371系が見たかったところですが、これはこれでおいしいです。いつでも見れるわけじゃないですからね。
371系も今回の入場でATS-PTが搭載されなかったら終わりかなー・・・?



後続の313系で御殿場駅まで乗ります。



御殿場駅では、駅前に保存されているD52 72を見に行きます。ボイラーでけぇな。
去年の秋あたりに駅から2kmほど離れたところにある湯沢平公園からここまで移設されました。
D52は、有名なD51を改良して製造された国鉄最強のパワーを持つ機関車で、1200tの貨物列車のけん引などに使用されました。御殿場線にも縁の深い機関車で、この72号機は御殿場線が電化される際、非電化時代の最終列車の先頭にも立ちました。



湯沢平公園時代は少し錆が浮いていてたようですが、移設するに当たってちゃんと整備されなおされたようです。塗膜が剥がれたとこの上にそのまま塗っただけなので表面は結構ぼこぼこですが、きれいな状態です。
定期的な整備も行われているようで、この日もそうでした。



その後は裾野駅の周辺で特急「あさぎり」を撮影。富士山が見えなかったのが残念でした。



終点の沼津まで乗ると、偶然にもキヤ97系と遭遇!初めてみましたね~。



どう見ても生首です、本当に(ry
博物館にある運転シュミレーターのモックアップがカーゴの上にちょこんと乗ってるだけにしか見えないw

沼津から乗った列車で先輩と合流。東海道を西へひた走り、金谷駅へ。
金谷駅から新金谷駅までは歩いて。道中の旧街道みたいな雰囲気がいいですね。



用事がひと段落済んだので、自由行動。
車両区周辺をぶらぶら。南海と京阪の車両が休んでいました。あと近鉄がいれば・・・!



2つの横には、国鉄仕様にイメチェンしたC56 44が!おおぅ、国鉄だぜ。



大代側線に変化があったという話を聞いたので、行ってみました。
まず、E18という小さな機関車がいませんでした。車庫に入って修復作業にでも入ったのではないかと。
それと、千頭にいたクハ86がなんとここにいました。10年以上千頭で放置されていましたが、いよいよ解体でしょうか?



駅に戻りホームに上がって、SL急行の撮影をします。来るまでの間、少し撮影します。
まず、窓上のヘッダーがないのが特徴のオハ35 149。唯一緑色に塗られていましたが、最近茶色に塗りなおされたようです。
張り上げ屋根仕上げになってるのって、妻面だけなんですね。今後の模型の参考になりました。



なかなか表に出てこないスイテ82も撮影。



そしてSL急行。牽引機はC10 8でした。
今まで帰りのSL急行は機関車が背中を向いていたのですが、今秋に新金谷周辺に転車台が作られることになりまして、これで行き帰りともに機関車が先頭を向くことになりました。逆にいえば、背中を向いた列車を撮影するチャンスは激減するわけです。
できれば、また今度に家山以遠で撮ってみたいところです。


先輩と合流して、帰還。途中静岡駅で降りて先輩のお土産の買い物に付き合い、そのあとはそのまま解散しました。