黒鉄重工

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東北本線走破の旅 その4 【2013/12/07~08】

2014-04-06 22:10:09 | 旅行・イベント記

塔のへつりを去った後は、会津鉄道に乗って会津若松に戻ります。
乗った列車はまさかの「お座トロ展望列車」。ただし、「ほろ酔い列車」という団体列車の送り込み運用だったようで、乗車できたのは先頭の展望車だけ。
終点の会津若松到着後は、中間のお座敷車に酒やらツマミやらを積み込んでいました。



会津若松からは485系快速「あいづライナー」に乗り換えて郡山まで。東北本線に復帰します。
485系といえどリクライニングシートは古いものから換装されているので乗り心地は良かったです。



東北本線は701系。福島まで乗ります。今日は701系にしか乗ってないな・・・。



福島駅に到着。今日はここで宿泊です。
列車本数が薄い奥羽本線福島~米沢間を走る719系が停まっていたのでなんとなく撮影。



ホテルにチェックインして荷物を軽くし、外で夕飯を食べたら、福島交通飯坂線に乗ります。
飯坂線は福島~飯坂温泉を結ぶ路線9.2kmの路線。通勤通学の他に飯坂温泉への足としても利用されています。



車両はすべて元東急の7000系。全部が先頭車化改造されたつるぺた電車です。
床置き式クーラーで冷房化しているので車端部の窓が塞がれてルーバー状になっているのが他の譲渡車との差異です。あとはテールライトが角型。



乗った電車はちょうどフリーきっぷの広告車で前面の帯が通常の青ではなくてピンクなのが特徴です。



飯坂温泉駅駅舎。和風な感じです。



駅から歩いて5分くらいのところにある鯖湖湯に来ました。共同浴場、温泉ですね。
鯖湖湯は飯坂温泉発祥の地で、1689(元禄2)年に松尾芭蕉が奥の細道の途中に立ち寄った温泉だと言われています。
この建物は、1993(平成5)年に建てられたもので、1889(明治22)年建築の日本最古の木造建築共同浴場を再現したものだそうです。



入り口はこんな感じ。
室内は浴室と脱衣所に仕切りがないかなり昔ながらなスタイル。かなりショックでした。
御影石の浴槽には熱めのお湯が入っていて長湯はしにくかったです。



かなり温まりました。他にも数カ所の共同浴場があるようなので、ここもまた訪れたいですね。
昔の建物もそこかしこにありそうですし。



帰りに駅前でふと立派な橋を見かけたので撮影。これは十綱橋というそうです。
調べてみたら1915(大正4)年に建てられた歴史ある橋で、全長51.7mの鋼上路2ヒンジブレーストリブアーチ橋で、現存する大正期の鋼アーチ橋で最も古いもののひとつとされています。



行きで乗ったのと同じ7000系で福島に戻ります。



福島に着いたら、ちょうど寝台特急「北斗星」が到着する時刻でしたので、JRのホームに入って撮影。
牽引機はEF510-512でした。じきに廃止されてしまうので今のうちに撮影しておきましょうという感じで。

この後はホテルに戻ってこの日は終了です。翌日へ続く。


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