裏千家茶道
高木宗信先生に師事して32年を経ました。
昨日、先生はそのお稽古にピリオドを打たれました。
茶道歴83年・・・6歳から始められて、御年89歳。
内側におかめの顔の茶わん「平安よし三」作
茶杓は御銘「洗心」・・・先生からいただきました
先生からお教え頂いた「茶の心」
四規七則(しきしちそく)をこれからも忘れず、心にとめて、生きたいと思っています。
四規とは 和敬清寂・・・利休の教えです
七則とは 茶は服のよきように点て
炭は湯の沸くように置き
冬は暖かに夏は涼しく
花は野にあるように生け
刻限は早めに
降らずとも雨の用意
相客に心せよ
四規・・・和を大切に、相手を敬い、身も心も清く、静かに自然と融和して生きる。
七則・・・は人の生き方の心構えにも通じるかと。
先生、長きに渡ってのお稽古、ご指導有難うございました。
私は、これからも「茶」の道を歩き続けるつもりです。
これは「還暦」茶会を開いたおり、待合席に掛けた自作、布袋様です。