中井悠美子(悠石)「四季の絵文日記」 2011/9/24~

四季を語る「絵文」と、日常を織り交ぜた小さな日記。
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Vol. 72 茶の道

2011年12月18日 19時31分00秒 | 茶道

  裏千家茶道
  高木宗信先生に師事して32年を経ました。

  昨日、先生はそのお稽古にピリオドを打たれました。
  茶道歴83年・・・6歳から始められて、御年89歳。

    
  内側におかめの顔の茶わん「平安よし三」作
          茶杓は御銘「洗心」・・・先生からいただきました

  先生からお教え頂いた「茶の心」
  四規七則(しきしちそく)をこれからも忘れず、心にとめて、生きたいと思っています。

  四規とは  和敬清寂・・・利休の教えです
  七則とは  茶は服のよきように点て
         炭は湯の沸くように置き
         冬は暖かに夏は涼しく
         花は野にあるように生け
         刻限は早めに
         降らずとも雨の用意
         相客に心せよ

  四規・・・和を大切に、相手を敬い、身も心も清く、静かに自然と融和して生きる。
  七則・・・は人の生き方の心構えにも通じるかと。

  先生、長きに渡ってのお稽古、ご指導有難うございました。
  私は、これからも「茶」の道を歩き続けるつもりです。

  
  これは「還暦」茶会を開いたおり、待合席に掛けた自作、布袋様です。
  
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