これは私の右手です。
両親から受け継いだ多くの物の「一つ」です。
私は体型も体質も父親似なんです。
ただし健康な「髪」と丈夫な「歯」は、母親譲りです。
おかげ様で良いところばかりを頂きました。
両親は昨年相次いで亡くなりました。
この役に立つ右手を私に残して・・・筆を執るとやはり「母」を思います。
器用で、センス良く、スマートな人でした。
全ては受け継ぎし物
呼ばれたる ような気がして 振りむけば そこに水仙の花
早春賦 野に口笛のすみ透る
春には少し早いのですが、作品の参考用に「集画帳」に描き溜めているのです。
季節に合わせないと気分が乗りません。夏、汗をかきながら冬の作品を描くのは難しい。
そして、もう一枚。
大阪折りと呼ばれる「祝い袋」
勿論正式には使えませんが
「月謝」「有難う」「ほんの気持ち」「年賀」等と書き添え遊び心一杯に!
右手を大切にしています。
怪我しないように、折れたりしないように、逆むけなんかにならないように
ところで、私の手相変わってますよね。感情線・頭脳線・生命線・・・三本がまじわることがないのです。
約100人に一人の手相なんだそうです・・・幸運な手相と信じているのですが
これは 賜りしもの と、言った方がいいですよね。生まれながらに授かったものですから。
受け継ぎしものと賜りしもの・・・そんなことに思いをはせた「建国記念」の一日でした。
皆様ご訪問ありがとうございました・・・・・・