中井悠美子(悠石)「四季の絵文日記」 2011/9/24~

四季を語る「絵文」と、日常を織り交ぜた小さな日記。
ご訪問頂き有難うございます。ご縁に感謝を!

Vol. 362 台天目のお稽古

2013年06月08日 21時34分43秒 | 茶道
   
   風炉になって、初めての「台天目」のご指導をいただきました。
   夏は6月から9月までは写真のような位置に「風炉・ふろ」を据えてお点前いたします。
   冬と夏で景色を変えます。「冬温かく」「夏は涼しきように」を旨とする。
   茶道の心構えの基本です!

   台天目は茶道のお稽古では「中級クラス」のお稽古でしょうか。
   道具を扱う手数も多く、袱紗裁きも勺の扱いも難しいのです。
   お道具の拝見が終わって最後のご挨拶を済ませるまでに「40分」近くかかるかも知れません。

   お道具も、水差しは「杉の曲げわっぱ」茶杓は「象牙」と決まりがあります。
   水差しの蓋に水をうって湿らせておくのも、「夏の涼」を演出しているわけです。

   
   台の上に天目茶わんを載せて「台天目」・・・遠く唐から運ばれてきた由緒ある呼び名です。
   
   
   ↑ 「曜変天目・ようへんてんもく」碗の中にうかぶ瑠璃色の宇宙。
     焼き加減により期せずして生まれた茶碗です。
     現在「藤田美術館蔵」
     追記・・・このようなお茶腕は日本に「5碗」しかないとfb友からお知らせを頂きました。

   
   季節の花を「野にあるように活けて」
   一時の静寂と緊張と語らい・・・・一服のお茶からピースフルネス!

   手順はちっとも覚えられなくて・・・不届きな生徒ですが!

   この緊張感と素晴らしいお道具に出会える喜びで・・・・33年をうかうかと過ごしていまいました。

   写真は全て借り物です・・・お稽古場で、うっかり写しそびれたものですから。
   ええ加減ですみません。


   そんな今日!
   皆様ご訪問有難うございました・・・・・・

   
コメント (4)
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