中井悠美子(悠石)「四季の絵文日記」 2011/9/24~

四季を語る「絵文」と、日常を織り交ぜた小さな日記。
ご訪問頂き有難うございます。ご縁に感謝を!

Vol. 765 和風総本家より・筆軸のお話

2017年01月03日 21時53分16秒 | 日記
   
    筆ですね。
    写真には中国筆も写っていますが・・・筆の軸(管)は竹で出来ていますね。
    
    私は「和風総本家」の大大ファンなんですが
    昨日その番組から、ふと漏れ聞こえた「岡山県」という声

    故郷です・・・思わず釘付け。
    岡山県赤磐市にある「南部千代松商店」竹で筆の軸を作っているとか。
    この竹筆軸を製造しているのは、県下では【南部千代松商店】のみで、
    国内の60%ほどをここで製造。
    他は、兵庫県に2ヶ所(家族)を残すだけなんだそうです。
   
    
    天日干しされる竹の筆軸
    岡山県赤磐市の吉井川の河川敷で、筆の軸に使う竹約50万本を天日干しにする。

    100年以上前から続く伝統ある手法
    同店の社員が日差しを均等に当てるため熊手で竹を転がす。、
    あたりにはカラカラと澄んだ音が響いている。

   

   

    原料の竹は岡山、兵庫、熊本の3県から切り出したもの。
    釜ゆでし、油や汚れを取り除いた後、75日ほど河川敷で乾燥させ、色や水分を抜く。
    作業は真冬の頃から4月中頃まで続き、広島、愛知、奈良などの筆の産地に出荷される。

    吉井川は故郷西大寺辺りでは川幅300メートルにもなる「一級河川」
    その上流の河原で「100年」も続く技が、営々と受け継がれていたとは。

    一本の筆・・・できあがるまで
    陰にこんな素晴らしい仕事人がいてくださったとは。
 
    昭和初期には「年間一億本」の製造。
    それが今では「年間百万本」採算は合うのでしょうか?

    頭を垂れて  
    筆を扱う仕事をしている者としての感謝を深く刻みました。
    筆供養しなければ!

    さて、今日はこんなお話でした。
    本日ご訪問くださいました皆様ありがとうございました・・・・・・

    

    

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Vol. 764 今月のお手本描けました!

2017年01月03日 20時01分18秒 | 絵文
   

   
    山茶花咲きのこる頃 寒さ とおざかる
      花の枠を薄墨で描いてから、優しく色をそえました。薄く色づけその後
      濡れているあいだに、少し濃い色の紅を垂らします。

   
    南天を赤く染めゆく 冬の風
      綿棒の先に「朱」をとり。ぽんぽんと「赤い実を描きます」
      水加減が重要ですね。


    ブログにアップした「過去のお手本」
    さかのぼって「コピー」なさった生徒さんがいらっしゃいます。
    HPの作品もすべて・・・
    膨大な量です。

    でも、コピーすると、発色が悪くて~~!それでもめげずに!

    嬉しいですね。
    思い入れ深く「取り組んで」くださっている。
    そういった方の情熱に押されて、今ここにある「うれしさ」

    年賀状に添えられた生徒さんからの言葉
      [今年も懸命にがんばります」・・・体調悪くしているご高齢の生徒さん。
     「今年も頑張って通います」・・・腰を痛めている生徒さん。
     「ご心配おかけして、申し訳ありませんが本年もどうぞよろしく」難病を発症した生徒さん。

    一つの道を懸命に歩んでいたら、いつの間にか同行者が沢山!
    今年も共に頑張ろう!

    病や、怪我に負けない、丈夫な心を持って!

    さて、皆様本日もご訪問頂きありがとうございました・・・・・・
   
   
    

    
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