久々に「月釜」に行って参りました。梅田から徒歩15分ほど・冷雲院というお寺です。
懐かしい皆さん、先生方にお会い出来ました。
実はわたくし昨年を持ちまして「茶道」人生にピリオドを打ったのです。
事情をご存じない大先生、若先生から「ひさしぶりやなあ!?」
「6月はあんたの先生の掛け釜やなあ・・・・がんばりや」と声を掛けて頂いて。
ちょっと胸が詰まってしまいました。
日頃は無口な若先生・・・珍しくお声をかけて頂いて・・・申し訳ないような!
会記です・・・本来は写真に撮ってはいけないのです。
きちんと記帳しなければならないのです。それが礼儀なのです。
でも、失礼を承知で・・・大先生「達筆」です。大寄せですから設えは簡単です。
待合席には「蕗」の絵。春を奏でていますね。
今のお若い方は蕗の薹を見ることもないでしょうね。
本席は長板。
写真は撮れませんので、検索してお借りしました。
写真では違いますが本席の飾り付けは
紫交趾の皆具でした・・勺立て・建水・水指し・・・が全ておなじ模様を皆具(かいぐ)と言います。
交趾焼き(こうちやき)は、中国南部で生産された陶磁器の一種。
名称はベトナムのコーチシナ(交趾支那)との貿易で交趾船によりもたらされたことに由来すると言うことです。
写真はお借りしました。
例えばこんな感じ。
紫色の他に「黄色」の黄交趾「青色」の青交趾もあります。
さて長板は「近左・きんさ」の作
作者の説明を
川端 近左(かわばたきんさ)-6代 当代の川端近左は1947(昭和22)年生。塗師です。
主に棗を中心にした茶道具を作っている。
京都の油屋「近江屋」の初代当主「川端佐兵衛」が、趣味人で絵や漆に興味を持ち作品を作ったのがはじまり。
初代の雅号が「近左」で代々受け継がれています。
初代の長男が有名な日本画家「川端玉章」で、塗師は初代の弟が二代目を継いだと言うことです。
2000(平成12)年、6代川端近左を襲名したました。
ほぼ記憶していたのですが、間違ってはいけないので「検索」しました。
川端玉章の「画帖」私もファンの一人として蔵していますよ。
え~~!
何だか話しが理屈っぽくなりましたね。
最後にお菓子を
重菓子は「草間の雪」
お干菓子は「藤団子・とうだんご」名古屋方面ではよく呈されるそうですが
私はもちろん皆さんも、初めてのようでした。
五色の色で「厄除けに」なっているそうです。
米粉を和三盆で固めてある「爽やかな」口溶けでした。
久しぶりのお茶会。*一碗からピースフルネスを*裏千家の教えです
大寄せですから「気取りなく」楽しめます。
仲間内の勉強会です・・・途絶えることなく続いて欲しいなあと思いながら
帰宅致しました。
茶道人口は減りつつありますから。
さて、皆様本日もご訪問頂き有難うございました・・・・・・
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