今年の初釜は今回で5度目となる「かが万」大阪の夜を彩る街。北新地にあります。
北の新地には有名割烹店が軒を並べています。
さて、初釜
今回は先生の体調が悪く、その上ご都合の悪い方々も重なり、
少人数の集いになりました。
こうして集えることは、例え少数でも精鋭。有難いことでございます。
先生はお洋服。マスク!ご無理なさってこの席に。
床には、大徳寺・大亀和尚の直筆「白鶴舞丹霄」・はっかくたんしょうにまう・
解釈・・・白鶴が茜の空に舞っている→紅白の美しい様子がうかぶ、おめでたい禅語です。
まず、花びら餅を頂きます
お濃茶を頂いてお点前は「続き薄」へと。
身内だけの気取らないお席は居心地の良い雰囲気。
お席は恙なく進み
席替えをして「懐石」へと
かが万のご主人自らのお酌。
お酒はおめでたい席には欠かせません。般若湯と呼ばれて元は滋養強壮剤に。
懐石はコラージュにしました。
吟味された素材、丁寧な味だし、凝った器の数々。
満足と感謝の一時でした。
子棚にはお正月を寿ぐ、心尽くしが施されている
行き届いた配慮・・・感激のお席に満足して初釜を終えたのでした。
晴天の空。風もなく穏やかな一日。
2016年の新春。帰りの道すがら。堂島川・大川の水面も煌めいていました。
今年の初釜も穏やかに終えることが出来ました。
きりりと引き締まって、明日からの仕事に精を出します。
皆様本日もご訪問頂きありがとうございました。
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