茶道のお仲間にお誘い頂いて「除夜釜」のお席にご一緒させていただきました。
場所は・・・茨木市 市役所の近く
先生は・・・坂田宗大先生
奥様と可愛いお二人の子供さん(女の子・男の子)・・・家族総出のおもてなし。
お行儀よくご挨拶、お運びが出来る・・・小さい乍らお茶人の心構えを備えた子供達。
さしずめ・・・門前の小僧習わぬ経を読みでしょうか。感心しきりの私!
路地には打ち水。
待合席では、まず「ショウガの入った葛湯」・・・甘くて美味しい。思わずほっこり!にっこり!
つくばいには寒さの時とて「湯」の用意が。
茶室には、蝋燭が灯され、侘びた「幽玄と静寂」の世界が用意されていました。
香合と手燭 銅鏡を蓋に用いた釜・・・風流・・・炉縁も見事
夕刻からの席入り、相客は七人・・・皆が一服のお茶を頂き終わると辺りにはすっかり闇が迫っていました。
茶室を出ると、足下を照らす・・・ほの明かり・・・心にくい演出です。
別室で「おそば」の点心を頂き。
主客共に「有難うございました」のご挨拶。
緊張の中にも和気藹々、初めて顔をあわせた者同士、相客に心使いながらの一時でした。
路地灯の柔らかい光に見送られて、お茶室を後にしました。
平成23年12月29日
お誘い頂いてホントによかった。
思い出は心の宝石。
また一つ美しい思い出作りが出来ました。
お茶っていいなあ!!!!!!!!!!!
趣味と言っては失礼ですが・・。
僅かな短い人生にも後悔は多くあります。
触れておけばよかったと今にして思うひとつの道です。
「お茶っていいなあ!」・・傍目にもそう思います。
むかし・・輪島塗の炉縁を商った事も・・遠い昔の物語・・です
絵文の名付け親・根来藤作様は、80歳から
茶道を始められ、89歳で「お茶名」を
拝受なさいました。
いかがですか?
それにしましても・・・人生の足跡がさすがに深いですね!