昨日17日・・・お茶会にご招待を頂きました。
ご自宅での「お茶会」です。
長らくご一緒にお稽古を続けている仲間・・・親子でご一緒に14~5年に・・・
お軸は「松樹千年翠」・・・しょうじゅせんねんのみどり・・・
これはたいへんポピュラーな句です。この句だけが書かれることが多いのですが。
この句には、続いて「不入時人意」・・・ときのひとのこころにいらず・・・
とあり、対句になっているのです・・・
意味は
千年も万年も松は緑(翠)をたたえているけれど。
その美しい松の緑を見ていながら、その美しさに残念ながら人は気付かないでいる。
ただ見ているだけでなく「その美しさを認識できるだけの目」を持たなければならない。
・・・有馬頼底著「茶席の禅語」による・・・
主催者は初めてのご亭主。
茶の道を志しても、その道をただぼんやり歩いているだけでは、「茶道」は身には付かない。
その場にあるものはわかる。けれど、その場では見えない、心がけや取り組む精神こそが大切。
「松樹千年翠」の句は、今回のお茶席にふさわしいお掛け軸でした。
お棚は「徒然棚」菱形の優美な棚です。水差しは「三島手の芋頭」 炉は置き炉。お菓子は高砂製。
雨に洗われたお庭の枝垂れ梅は見頃で、今日の皆を待ってくれていたように、艶やかに微笑んでいました。
ご招待有難うございました。
茶の道をこれからもご一緒に歩んで参りましょうね・・・様々を乗り越えて。
ただ、鳥を撮るだけではなくてよりいい絵を撮るにはと工夫を怠らない事・・・
もっと、もっと、もっと・・・と、常に挑戦!
人知れずの努力がなければ、あれだけの
写真は撮れませんよね・・・
持つべし・・・^-^頑張れ