中井悠美子(悠石)「四季の絵文日記」 2011/9/24~

四季を語る「絵文」と、日常を織り交ぜた小さな日記。
ご訪問頂き有難うございます。ご縁に感謝を!

Vol. 2217 奈良県宇陀市大願寺・訪問記!

2024年12月07日 17時21分26秒 | 旅行

大願寺の山門
この山は薩埵山(さったさん)大願寺と称し、真言宗御室派の寺で。
聖徳太子が蘇我馬子に命じて建立したと伝えられているとか~~すごい歴史!
本尊十一面観音菩薩は藤原時代後期の神亀元年(724年)
徳道上人の作との伝承。・・・なんだかおどろく!

大願寺を有するこの地。大宇陀は、
古くは阿騎野と呼ばれ、推古19年(611年)に宮廷の薬狩りの記述が日本書紀にあり。
万葉集の中でも秀歌とされる
「東(ひむがし)の野にかぎろひの立つ見えてかへり見すれば月かたぶきぬ」は、
柿本人麻呂がこの地を訪れて読んだもの……そうなんだ~~!新知識導入!
人麻呂の後ろ姿が見えたようで
なんだかゾクゾクします。



山門の額は松山藩主織田信武筆(さったさん)


境内には「釈迦牟尼」の足跡仏足石
(森野好徳翁寄進 1804年)「意外にも大きい!」 感慨深い!


境内……右側に見える真新しい建物は「薬草料理を提供」する棟。
写真はおかりしました


本堂
写真はおかりしました


毘沙門堂


青銅の二頭の「あ・うん」がお守りしていました!青銅製とは珍しい。

古い歴史を残す寺。戦火に遭うこともなく残ったのは
奈良の地に建てられたからかもしれませんね。
本当に奈良には古き仏たち・・・・全くだ!

故人の残した足跡を辿る旅。
それは、紅葉をたどる旅でもありまして。紅葉前線をたどっていると、
いつの間にか奈良の古きに出会うことになるのです。

最後に
薬草料理のお知らせを
薬草料理は、お一人様 4500円(税込み) 
【電話】【FAX】 0745-83-0325
【営業時間】 11:30~14:00 (昼食のみ)
【休み】 不定休・冬季は休業多し※電話でご相談ください
【定員】 80席(全室 椅子・テーブル席)
【交通】 近鉄榛原駅より大宇陀行きバス約20分
終点(大宇陀道の駅)で下車・徒歩3分
【駐車場】 2ヵ所あり 20台 バスは道の駅に駐車

なんと素晴らしい薬草料理
 
次回は。こちらのお料理を楽しみにして訪問いたしましょうか。
女子はやはり「花より団子」 

日本国内、まだまだ知らない・・・未踏の地がたくさんあります。
しばらく、心ほぐしの、古きを訪ねる
旅を重ねたいと思っております。

本日ご訪問下さいました皆様ありがとうございました・・・




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