中井悠美子(悠石)「四季の絵文日記」 2011/9/24~

四季を語る「絵文」と、日常を織り交ぜた小さな日記。
ご訪問頂き有難うございます。ご縁に感謝を!

Vol. 363 ボストン美術館展

2013年06月09日 19時21分13秒 | 日記
   

   入館者「20万人」目となった、親子さん。
   見終わって会場を出ますと、撮影とインタビューを受けているところに遭遇!
   お調子者ですから、記念写真をご一緒していただきました。
   左端と右から二人目のかたです!強運ですよねえ!   
   
   記念品を頂いたようです「ビックリ」なさったそうですが・・・私たちもビックリ!にっこり!

     

   アメリカ人 「フェノロサ、そしてウィリアム、その他」 のコレクション。
   ボストン美術館蔵。全 【70点】長谷川等伯・伊藤若沖・・・等々
   日本にあれば「国宝級」の物ばかり・・・明治の頃どれだけの物が流出したのでしょうか?
   ボストン美術館には、膨大な量の「版画」も蔵されているようです。例えば「写楽」「春信」とか・・・ 

   写真は 「奇才・曽我簫白・そがしょうはく」1763年・筆 「雲龍図」息を呑む迫力でした。
   天翔る龍が好きなものですから・・・心で挨拶しました。


   今日は柔らかい曇り空・・・
   用意した扇子も使うほどの機会もなく、ノンビリ、ユックリ。お友達と感動を分け合い、心リフレッシュ!
   
   大阪市立美術館の周辺は整備され、美しい癒しの公園に!
   

   
   ↑美術館・歴史を感じる建築物です。
   ↓対面は新世界・・・通天閣が見えますよ~。
   
   
   ここは「天王寺」
   別名「阿倍野」そう「アベノハルカス」のお膝元。
   日本一のっぽの「ビル」を最後に!どうぞ!
    

   久々に出かけた「大阪南方面」北方面に住まう私たちにとっては
   あまり馴染みのない土地柄です。そんな訳で、通天閣にも登ったことがないんですよ!

   皆様ご訪問有難うございました・・・・・・

     
  
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Vol. 362 台天目のお稽古

2013年06月08日 21時34分43秒 | 茶道
   
   風炉になって、初めての「台天目」のご指導をいただきました。
   夏は6月から9月までは写真のような位置に「風炉・ふろ」を据えてお点前いたします。
   冬と夏で景色を変えます。「冬温かく」「夏は涼しきように」を旨とする。
   茶道の心構えの基本です!

   台天目は茶道のお稽古では「中級クラス」のお稽古でしょうか。
   道具を扱う手数も多く、袱紗裁きも勺の扱いも難しいのです。
   お道具の拝見が終わって最後のご挨拶を済ませるまでに「40分」近くかかるかも知れません。

   お道具も、水差しは「杉の曲げわっぱ」茶杓は「象牙」と決まりがあります。
   水差しの蓋に水をうって湿らせておくのも、「夏の涼」を演出しているわけです。

   
   台の上に天目茶わんを載せて「台天目」・・・遠く唐から運ばれてきた由緒ある呼び名です。
   
   
   ↑ 「曜変天目・ようへんてんもく」碗の中にうかぶ瑠璃色の宇宙。
     焼き加減により期せずして生まれた茶碗です。
     現在「藤田美術館蔵」
     追記・・・このようなお茶腕は日本に「5碗」しかないとfb友からお知らせを頂きました。

   
   季節の花を「野にあるように活けて」
   一時の静寂と緊張と語らい・・・・一服のお茶からピースフルネス!

   手順はちっとも覚えられなくて・・・不届きな生徒ですが!

   この緊張感と素晴らしいお道具に出会える喜びで・・・・33年をうかうかと過ごしていまいました。

   写真は全て借り物です・・・お稽古場で、うっかり写しそびれたものですから。
   ええ加減ですみません。


   そんな今日!
   皆様ご訪問有難うございました・・・・・・

   
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Vol. 361 近江八景

2013年06月07日 19時51分19秒 | 日記
   

   先日「大津市歴史博物館」に参りました。
   博物館は三井寺のすぐ隣、まるで城郭のような見事な石組みの上に建てられていました。
   現代の名工の手によるものであるとか。こういった職人さんの仕事に憧れる中井です。

   

   高台からの景色は琵琶湖を望み。
   向こう岸は「膳所」の辺りであろうかと・・・
   

   こちらで「歌川広重」の近江八景を拝見! 
   安藤広重=歌川広重・・・最近は 「歌川」・・と呼ばれるそうですが。
   東海道五十三次・・・の作者として、つとに有名ですよね。

   ↓ 藪井竹庵の画いた「近江八景」 比良暮雪が下絵のママなのは?完成前に亡くなった?
   
   上段・左から 「いしやまのしゅうげつ」 「せたのゆうしょう」 「あわずのせいらん」 「やばせのきはん」
   下段・左から 「みいのばんしょう」 「からさきのやう」 「かたたのらくがん」 「ひらのぼせつ」

   なかなか覚えられなくて、なんとか「5」つまでは言えるのですが・・・
   江戸時代に定められたそうですが、誠に「絵」にしてよし、彫り・刷りの技術も素晴らしく・・・ほれぼれです。
   わたくしは、勿論遠く及ぶべくもありませんが。心洗われて、大きく深呼吸できた一日でした。

   今回を機に「近江八景」を暗記しようと、決心した中井です。
   
   皆様ご訪問有難うございました・・・・・・

 


      
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Vol. 360 魔法瓶のお話し!

2013年06月06日 20時12分00秒 | 日記
   

   今日はお茶のお稽古に堺筋本町近く「産業創造館」まで参りました。
   ここのB1には・・・大阪発の産業を紹介する展示場があります。

   
   
   入り口近くに、写真のようなポスターが貼ってありました。
   へえ~~!魔法瓶は大阪から・・・!   帰宅後調べてみました。
  
   どなたでもご存じなのは「タイガー魔法瓶」「象印マホービン」でしょうか!
  
   以下はコピペですが、長文でしたので簡単にまとめ直しました。

   タイガー魔法瓶の創業者は菊池武範(愛媛県出身) 大阪府門真市において、
   1918年、内職として魔法瓶の製造販売業を始めたのだそうです。

   虎印(タイガー)の由来は、父が寅年生まれであったことと、
   創業当時壊れやすいと思われていた魔法瓶のイメージを払拭するために付けられたものであるとか。
   また、虎はアジアでは最強の動物であると言うことから、アジアをはじめとした世界展開においても、
   最強をめざすためであるとも。

   ちなみに、ライバルの象印マホービンは、虎に対抗して、アジアでは最も神聖な動物であると言うことから、
   「象」 の商標を用いた、と言われているそうです。

   なおタイガー魔法瓶の表記は「タイガー」がカタカナ、「魔法瓶」が漢字であるのに対し、
   象印マホービンは、「象印」が漢字、「マホービン」がカタカナの表記になっている・・・と言うことです。

   およそ100年も前に魔法瓶の製造が始まっていたとは・・・ 
   あるのが当然・・・注水形を含めて3~4個はありませんか?
   お茶を入れてバッグにしのばせるとか・・・子供達の遠足に、登山に、ハイキグに・・・etc・・・etc

   

   人にも企業にも「歴史」があるものですねえ。
   古めかしい、けれど何だかちょっと色っぽい「ポスター」 
   目にとまってよかった・・・(^-^)勉強になりました。

   今日の綺麗な写真をどうぞ
    
   ↑ お借りしました!

   皆様ご訪問有難うございました・・・・・・ 
    
   
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Vol. 359 今日も良き日☆☆☆

2013年06月04日 23時34分14秒 | 絵文
   

   交野市までの出張稽古。
   楽しく終わりました・・・皆さん有難う・・・足かけ10年になりましたね!
   見出しの手本は 「蓑笠(さりゅう)の翁・・・今日も一日無事に過ぎ」

   しかしながら、今よくよく見ますと、蓑・・・と言う字・・・間違ってるよ!
   何と言うことでしょう・・・明日描き直します!
   申し訳ありません・・・こんないい加減な「先生」あきませんねえ・・反省!

   
   ↑ 教室にお借りしている「天野が原町自治会館」向かいは「かなり大きな公園」になっています。
   白いキョウチクトウが青空に映えて、可憐に咲いていました。
   高速道路沿いなどによく植えられていますが、空気の汚れに負けない強い「木」だと聞いています。

   嬉しくて、パチリ!

   
   ↑ 教室をお借りするなど、様々にご尽力下さる 「M」 さんに頂いた
   タマネギです・・・・わざわざ言わなくても・・・おわかりですよね 
   家庭菜園で無農薬。これが何よりですよねえ!毎日遠慮無く頂けそう。Mさん有難う!

   さて、今日は夕方から塾の先生。
   アップが夜中になってしまいました。
   今日も良き日の・・・ありがたく終わりそうです。

   最後にお休みなさいの写真をどうぞ!
   

   皆様ご訪問有難うございました・・・・・・

   
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Vol. 358 六月の手本

2013年06月03日 22時23分11秒 | 絵文
   

   六月用のお手本が描き上がりました
   明日は交野市までの主張稽古。車で約50分。
   道路は広く走りやすい。第二京阪が出来てから一号線は渋滞が緩和され、す~い!すい! 

   見出しは七夕のイメージです。姫は後ろ姿で・・・顔はご想像に任せましょう!

   
   こちらは「梅雨」のイメージ!
   雀が雨宿り、するかどうかは分かりません・・・
   けれど、雨の日の「小鳥たち」はどうしているのだろう?

   タマゴや雛を抱えている親鳥たち・・・びっしょり濡れて辛かろう・・・  
   そんな疑問は解決しないまま・・・65歳になりましたが・・・ 

   さて、この秋10月から新しい教室を「JR芦屋」駅前で開講する予定です・・・
   と、言いましてもあくまでも「予定」でして、これから「生徒さん」の募集をするのです。
           集まって頂けるかしら・・・ちょっと心配 
   ここにも「深いご縁」が関わっていまして。ホントに「生かされて生きている」不思議を体験しています。

   今日の名言!
   

   そう!水無月という美しい響の月が、また巡って来たのです。
   ひとつ、ひとつ目の前にあることを「精一杯」「丁寧に」「心を込めて」こなして行こう!


   皆様ご訪問有難うございました・・・・・・   
コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Vol. 357 ご縁の不思議

2013年06月02日 21時37分28秒 | 日記
   
   今日は「大阪南港」まで。出かけて来ました。
   「はらしんのアトリエ」・・・のアトリエ披露会に出席!
   退職後に「水彩画教室」を開かれたのです。

   昨年「八月」近鉄上六店での「10人展」でお隣のブースになってからのお付き合い。
   原新治郎さんです!原さん有難う!嬉しいご縁に感謝です!

   
   さて、午後1時前。はじめて降り立った「ポートタウン西駅」
   いきなり巨大なマンション群。
   かつてこの南港では「4万人」の街作りが計画されたそうですが・・・

   結局「二万人」にしかならず。(それでも凄い)・・・・ときは流れて「約35年」を経て・・・
   写真の正面辺りに見える高層マンションには現在「5軒」しか残っていないとか。
   どうなるんでしょう・・・何だか活気がないですよ・・・失礼!

   

   今回は「日台絵画交流展」に出展の作品をお届けに参りました。
   関東・関西・・・・合わせて14人が参加なさるとか。
   有難くも、その一人に加えて頂けたのです。その上新しいお出会いも頂きました。

   今日は、ちょっとした小旅行。大阪府住之江区南港まで。しかしながら、吹田市からは遠いねえ!

   帰りに立ち寄ったお友達のお店で
   美しい紫陽花に出会いました。
   

   水無月を彩る花。 
   濡れるとなお麗しい花・・・また描いてみよう!

   はい!そんな今日でした。
   皆様ご訪問有難うございました・・・・・・
   

   

   
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Vol. 356 セナ動物病院

2013年06月01日 11時48分23秒 | 日記
   

   昨日 「5月31日 午後1時30分  ネコの元気が亡くなりました。
   16歳でした・・・わが家で生まれたのです。
   母親は「野良」

   どういった経路でわが家に来たのか?忘れてしまいました。
   何しろ当時、ドンドン捨て猫がわが家に・・・10匹以上。犬も二匹いましたし・・・
    
   で、一匹は死産。
   一匹は目が見えません。二匹は片目が見えません。一匹だけ何事も無く・・・!
   おそらく母ネコが引いていたウイルス性の風邪が原因・・・獣医師の話でした。

   目が見えないネコは、ご近所さんが引き取って下さり今も健在です。
   「母ネコを助けて欲しいと、御願いしたのは自分だから、責任持って育てます」そんな訳だったような・・・?
   女の子で名前は「タマ」気立てのいい子。可愛い子だと伝え聞いています。

   片目の二匹と何事も無くタフな一匹とは、わが家に残って・・・(計17匹)
   二年前と今回とで 「片目ちゃん二匹」がなくなりました。
   二匹とも京都下鴨神社近くで開業している、教え子君にお世話になりました。

   薬石効なく・・・・
   多頭飼いですから、夫婦揃って出かけることもなく過ぎた20年!
   病気にかかると投薬も二人がかり・・・残るは四匹となりましたが!

   
   昨年の初夏・・・心臓病と分かった頃の元気

   
   左は 「フー」誠にタフです。目も綺麗! 
   右が 「元気」・・・兄弟です。何時も一緒に居ました。

   別れの覚悟は早くから出来ていたのですが。
   何となくブログもお休みしてしまいました・・・月末で、しなければならないことは「山積み」なのに

   さあ、元気出して今から6月のお手本を仕上げます。
          徳島教室用のお手本も描かねばなりません。
                  生きている内、日の暮れぬ内!

   元気君・・・また会えるよ!

   皆様ご訪問有難うございました・・・・・・



   

   
   

   
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする