70年台のフォークムーブメントを経験した方々には、アコギ(当時はフォークギター,ウェスタンギターって呼ばれていましたよね。)は本当に身近な存在でしたが、大体は貧乏でしたから良くてヤマハ、後は皆2流3流の国産メーカーのギターを使ってましたね。まだこのタイプのギターを持ってればいいほうで自分はオヤジがどこかの景品でもらったガットギターを愛用してました。1ドル360円の時代です。マーチン,ギブソンは今でも2大メーカーですが,当時は車ぐらいの値段がする高嶺の花で現物をみたことすらなかったですよね。今や1ドル80円ですから、当時のあこがれのギターもちょっと小金を持ったオヤジ(昔のギター小僧)にも手の届く一品になりました。自分も2004年にあこがれのギブソン/ハミングバード64年モデルを手に入れてから、ビンテージギターの迷路に迷い込んでしまいました。恐らくKAZUさんのギブソンJ45もそんなところから始まっているに違いありません。
先日,マーチンD35を売却した事をかきましたが、それも小振りなアコギを手にしたくての暴挙でした。マーチン/ギブソンが2大メーカーですが当時のギター小僧にはギルドも忘れられないメーカーでしょう。師匠と仰ぐポール・サイモンのF30Rを筆頭にギルドも一回は手にしたいギターだったのです。そこで小振りなF-20と言う66年モデルをゲットいたしました。美しいサンバーストで、横に並んだマーチンD-18と比べるとちっちゃなボディは抱え易くいつまでも膝の上に載せておきたいギターです。勿論,マホガニーのギターで貝殻(風?)のヘッドのギルドのロゴが凝ってます。ペグはオープンバックで華美な装飾などありません。
66年モデルというのは、ギルドギターにとっては重要なモデルで、元々ニューヨークで始まったこの会社がニュージャージーで生産が軌道にのり,手狭になった67年にロードアイランドに移る直前の時代でありサウンドホールの中のデカールにもしっかりとニュージャージーのアドレスが読み取れます。
トップは傷だらけのプレイヤーズコンディションのギターですが,ギブソン,マーチンの中間的サウンドはこの小振りなボディでも健在で、Xブレーシングによる倍音もそれなりにあって結構気に入っています。毎晩,抱えて一人ほくそ笑んでいるのです。ハハハ・・・。
スモールボディ、良いでしょ。
やっぱり,マーチン,ギブソンと来るとギルドなんですよ。
ブルースやるのに良いかなと思ったら,ブルージーさではギブソンLG1に一歩譲るかも知れません。でも60年代ギルド、以外と良く鳴ります!値段もリーズナブルでスモールボディなら良いかもです。
同じ事,考えていたとは・・・。スモールボディ,結構トレンドかも知れませんよ!???。
1本オールド並みに高価なギターを手に入れましたが、還暦までにはもっと泣かせる腕が欲しいと思うこの頃であります。
(目標は、ジョーパス大先生の100分の1、いや500分の1くらい弾ける様になる事ですね。爆)
これっす!
結構小振りでしょう。
一杯あるヤツを処分すればオールドなんて軽いでしょ!ご存知のとおり、こっちは単なるコレクターでテクニックの事はほぼ無視してます(笑)。