67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

片目ハイビームはヒューズの酸化が原因だった!

2012-11-14 18:51:24 | Volkswagen

 今日の寒さは何じゃこりゃ!というぐらいの真冬なみでした。昨日朝出勤して,そのまま夜勤,今日は午前で仕事がオフになり帰宅です。最近は,日暮れが早く通常勤務の時には,帰りはいつもライトの点灯が欠かせません。いつからか、わからないですがハイビームにしたら却って暗い感じがしていたと思ったら,右のハイビームが点灯していません。片目はさすがに暗いですね。「ライトがつかない時はフェンダーを叩け!」の鉄則を守って右のフェンダー,ライトをぶっ叩いたのですが無反応です。「こりゃもうフラットパワー行った方が早いわ!」て感じで高速をひとっ走り。画像は入庫した我がデイリードライバー,66bug(sea blue)です。Yさんが見てくれたら,ヒューズだろうってことで酸化して粉が吹いたヒューズを交換したら,ありゃ不思議,完治です。こんなこともなおせない自分が情けない(涙)。

 こんな感じで、左から2本目、3本目のヒューズは粉が吹いているのがわかります。また、右端のヒューズにも問題があります。以前に発見された箇所ですが、受ける側の接点が破損しています。これは、Yさんが接点を加工して外れないようにしています。まあ、空冷ワーゲンとしては標準的な年式でしょうが、騙し騙し,補修,補強を繰り返して維持して行きたいモノですね。久々に来たのでついでにオイル交換も行い帰宅です。帰り道,もう真っ暗でしたが、ハイビームは順調に作動してくれました。めでたしめでたし。


前線通過!たこやき号とのタンデムツーリングで参戦したBUG IN MIKI 2012

2012-11-12 06:50:04 | Volkswagen

 やっぱり雨でした。朝5:00AM出発から6:30PM帰宅まで雨滴をみない時間帯はありませんでした。この雨の中,復活を心待ちにし全国(あえて西日本とはいいません)から集結したのVWオーナーは会場内で200台弱,一昨年のラストバグイン三木に比べれば少ないですが,やっぱりVWの生息数が少ない高知に住んでいると,こんだけ集まると嬉しくなってしまいますね。

 AM5:00に十和のVW帝王(別名:小b人族酋長),カズさんといつものサークルKで待ち合わせです。南国のオリジナルのTさんから事前に情報を得ていた”オルテガのベスト”を早速身にまとっています。足許は悪いのに,ラッセルのスエードブーツを履いてます。さすがファションリーダーは違います。こっちは雨仕様のLLBeanのフリースライニングのジャンパーなのに・・・(雨のイベントの寒さは辛いですから・・・)。DR.Kは寒いとかわいそうだからって理由で、女房の鶴の一声「貸してあげて!」でバブアのビューフォートを着込んでいます。暗闇で見るたこ焼き号(68年式レイトバス)、フロントのVWマークを搭載して凛々しい姿に変貌を遂げていました。でもやっぱりバス。とにかく寒いらしい。わかります。オルテガベストでは勝負にならないようでサークルKでガムテープを購入し,いきなり目張りをしておられました。「バスでおいでよ!」と勧めたことをちょっと反省。カズさん,風邪は大丈夫かなぁ・・・。

 エンジンは絶好調で四国山脈をどんどんのぼって行きます。途中,トンネルの中では我が家で一番運動能力が高いと思えるカフェオーレ(69年式コンバーチブル)を置き去りにするほど気合いの入ったドライビングを見せてくれます。画像は疾走するたこ焼き号。後ろ姿はアーリーバスと変わらずかわいいですよね。

 でもって4時間強のドライブで会場入りです。エントリーフィーの3000円を支払い入り口に最も近いスペースに駐車させていただきました。三木へは通算3回目の出撃です。フラットパワーで完全に調子を取り戻したエンジンは絶好調でした。初回の高速でのオーバーヒートも今は楽しい思い出です。たこ焼き号もレストアされこうやってみると,なかなか味があります。ロゴも決まっており漢字で「四万十」と入っているとたくさんの方が覗きに来られます。ロングドライブに備え,中の装備をドンガラにしてきた甲斐があって良く走ります。雨のイベントには,バス,それもドンガラバパネルバンが雨宿りにも重宝しますね。

 気になったVWがいくつかあったのでアップします。

 オーナーさんとは面識がないですが,まずは会場の隅っこに止めてあった倉敷ナンバーの65か66か・・・。自分の66bugととても似たフィニッシュですが、うちの下駄履きワーゲンとは美しさが異なるバハマブルー,ブラジャーまでつけて大切にされているのが伝わって来ます。後ろの紅葉とのコントラストもバッチリです。

 そして、京都ナンバーの69年式のコバルトブルー(ネイビー)のセダン。このフィニッシュも好きですね。黒じゃなくてネイビーというのが何ともカッコいい!!!本当にいいカラーです。2人のオーナーさん是非お話したかったです。もし眼に留まれば,コメントなどいただければ幸いです。

 久しぶりにお会いした仲間のVWも紹介しますね。

 まずは2008年の富山以来の再会になった埼玉のKさん。いつものように奥様と来られてました。70年初期の02です。以前から簡易車庫に保存しておられた個体と推測いたします。四国では,余りみることのないボルゾイ(ロシアの犬)を連れておられました。アライグマはどうなったんだろう・・・?

 さて、カルマン2台。CMCの会長を務めておられる兵庫のKさんの62、そしておなじみ大事故から復活の姫路のMAXXさんの58カルマンです。62の威風堂々たる風格,オーナーの愛情の結晶の58、いずれもすばらしいです。やっぱりこんな車を一同に見ることができるのも三木ならではですね。愛車を事情があって乗ってこられなかった広島のJUNさんや静岡のSさんとも話しが出来てとてもたのしいイベントでした。

 おっとそれから、会場にはこんな水冷バス,カラベルも来ておられました。高知のRUNさん来年は行けますよ!これに奥さんと娘さん連れてくれば,空冷VWが手に入るかもしれませんよ。柳の下のドジョウじゃないですが・・・。

 雨は上がる筈もなく,最後の抽選会が終っても降り続けます。結局,ここで会場をあとにさせていただきました。帰りは徳島回りで帰ったのですが淡路の雨も相当なモノでした。風も強く,大鳴門橋は2輪通行止めでした。当然のことながらドンガラたこ焼き号は往路のような気合いの入った走りは出来ません。どんどん離れて行き,なんとか吉野川ハイウェイオアシスに辿り着いたところです。ここで解散し、6:30に帰宅いたしました。

久々に刺激になった中央のイベント。やはりいいですね。年一回ですが、続けて参加したいものです。主催者発表では来年のBUG IN MIKI 2013は5月の開催だそうです。今回,奥様の体調不良で参加出来なかったグローリーのKさん、空冷購入を画策しているバナゴンのRUNさん、来年はぜひ一緒に行きましょう。そうそう、いつも同行してくれる小b人族の酋長さんも忘れてはいけませんね。来年は4台で高知からコンボイで行きましょう!!!


復活イベントもやっぱり雨かなぁ・・・?!

2012-11-08 02:50:55 | Volkswagen

 今度の日曜日は2010年に終わりを迎えた西日本最大のVWイベント「BUG IN MIKI」が復活を遂げる日です。しかしながら,天気は全国的に雨マーク・・・。そういえば画像のように「ラストバグインMIKI」も朝のドン曇りからイベント最中に雨になったことを思い出します。この時は,台風接近もあったのですが、今回の予報は連続晴れマークから一転しての雨,それも11日だけというバッドラックです。どうしてこうも雨にたたられるのか・・・。とはいえ、久々のイベント参加です。少しワクワクもしています。久々に旧知のVW仲間にお会い出来るのを楽しみにしています。当日、東では静岡でティーブレークが行われますので,どっちが多く集まるかも興味あるところです。

 11日は須崎東ICを5:00AMに出発予定です。須崎東IC手前のサークルKでカズさんト合流。南国ICでカズさんからグローリーを引き継いだKさんを拾って3台でのツーリングです。たのしいイベントになればと思っています。会場では気軽に声をかけてくださいね。VWオーナーの皆さん,安全運転で三木に集結しましょう!!!


オルガンとの相性も抜群のスティット

2012-11-04 10:59:32 | jazz & vocal

Low Flame/Sonny Stitt
(Jazzland JLP71)

 パーカーの影とか言われて,とかくサックスファンからは軽視されがちなスティットはこのニックネームがいやでテナーを持つことも多かったと聴いてます。後年んはバリトンや電気楽器にも手を出したりして払拭をはかる努力を惜しまなかったのかも知れません。でも所々にパーカーフレーズが頭をもたげてくるのは園影響が絶大であった事が偲ばれますね。パーカーはオルガンを相手に演奏したレコーディングがあるのかないのか・・・?バードの古い録音に明るくない管理人は知る由もありません。まあない、少ないだろうと想像しているのですが、スティットはオルガン相手の録音が多いのも特徴です。本日はジャズランドの一枚,Don Pattersonとの共演盤です。

 録音は62年。テナー奏者がこぞってオルガン相手にファンキーアルバムを録音した時代です。メンバーはSonny Stitt(ts, as), Paul Weeden(g), Don Patterson(org), Billy James(ds)のカルテットです。オープニングのタイトル曲"Low Flame"はお得意のブルースです。スティットはテナーを駆使してブルージーに吹いてくれてます。得意のチャラリラリラリラのバードゆずりのフレーズ連発ですが これぞスティットの個性ですね。B面は一転してアルトで攻めます。B-1の"Close Your Eyes", B-4の"Fine And Dandy"はスティットが唄モノの名手であることを改めて認識させる好演です。またオリジナル曲ですがB-3の“Baby, Do You Ever Think Of Me"の情感溢れるアルトでのバラードプレイが最高ですね。個人的には,このバラード中心にアルトを聴かせるB面がお気に入りなのです。もし、聞き逃していたら一度ターンテーブルに乗せてみてくださいね。

 所有盤はジャズランドのオレンジレーベル,モノラル,オリジナル盤です。つい最近までシュリンクラップもしっかり残っていたのですが撮影のためにはずしちゃいました(笑)。


ハードバップ全盛期を支えた出戻りピアニスト,ソニー・クラーク

2012-11-01 05:05:54 | jazz & vocal

Sonny's Crib/Sonny Clark
(Blue Note 1576 jp. reissue)

 大きな声では言えないですが、パウエル,モンクどうも敷居が高く感じられて、実はあんまり好きじゃなくソニクラ、ケリー,トミフラ、ガーランドがすっといいと感じ密かに愛聴しているジャズファンは相当数にのぼるのではと推測いたします。さて今日はソニークラークです。前述の4人の中でも西海岸でキャリアを積んでNYに登場した点でも異色ですし、日本での人気は本国以上であることは良く知られている事実です。もはや説明の必要がないブルーノートのアイドル的ピアニストですし,BNのトリオ盤とクールストラッティンはBNきっての人気盤です。一方,他のコンボ盤は駄盤ではないでしょうが,前2枚の影に隠れて過小評価されていると感じるのは自分だけでしょうか?本日はこのコンボ盤から"Sonny's Crib"をアップいたします。

 メンバーはDonald Byrd(tp), John Coltrane(ts), Curtis Fuller(tb), Sonny Clark(p), Paul Chambers(b), Art Taylor(ds)のセクステットです。今となっては,超豪華メンバーのキャッチフレーズがつきそうな鉄板メンバーですが,恐らく当時は全員が売れている訳ではなく,ライオンが若手の有望プレイヤーをソニクラの家(cribは自宅の意,実際はスタジオでしょうが)に集結させてセッションを行ったっていう設定かも知れませんね。コルトレーン参加はやはり目玉で持ち前の硬質サウンドはもうすでに十分な個性です。A-2"Speal Low"のテーマからソロに入って行くくだりは圧巻です。カウンターメロディを吹くバード,フラーも好調そのものですね。そしてクラークの艶のある独特サウンドのピアノが絡んできます。ケリーのようなきらびやかな印象はないのですが,自然に揺さぶられるスウィング感はソニクラ独自の才能ですね。やはり"With A song In My Heart", "Come Rain Or Come Shine"とスタンダードが並ぶサイドAが好きですね。

 所有盤はキングが出した再発盤です。目立ちませんが,やはり1500番台,駄盤がある筈もなく,真剣に対峙すればまだまだいろんなモノが見えて来る好セッションだと思います。ソニクラ最高!!!